みなさんこんにちは、マジックキノです。人間関係の潤滑油を今日もさしにまいりました。

 

 先回まで2回に渡って感謝道をお伝えしてきました。今日は感謝道のレベルも黒帯の達人の域まで上っていきます。(参考図書:あなたの知らない魔法の言葉  杉崎 仁志・著) 

 

 

第7段階:想念感謝道

 

 想念感謝道は「ありがとうございます」を波動に乗せて、相手に感謝を伝えるのです。

 

 この想念感謝道は、たとえば就職の面接試験などでも力を発揮します。

 

  やり方は簡単で、面接官の視床下部に向けて「ありがとうございます」を想念の波動に乗せて送り込むのです。視床下部とは、潜在意識のより深い部分を司る間脳の底部に位置します。

 

 つまり面接官の潜在意識に直接働きかけるのです。

 

 そこへ「ありがとうございます」という想念を送り込むのです。一見、「採用してください」とか「いい点をください」といった言葉を送り込んだ方が、効果がありそうですが、「ありがとうございます」の方がはるかに採用の見込みは高くなります。

 

 恋愛関係についても同様のことが言えます。相手の視床下部に向けて、「愛してる」「つきあってほしい」より「ありがとうございます」を送り続ける方がより効果的なのです。高確率で相手からよい反応が返ってくるのです。

 

  事情があって恋人や片思いの相手になかなか会えない場合、その人の写真に向かって「ありがとうございます」の想念を送ることでも効果があります。

 

 人間の心は潜在意識の部分で繋がっているので、最も良い波動を持つ「ありがとうございます」の言葉に想念を乗せて送るとそれは、時空を超えて相手に飛んでいくのですね。

 

 余談ですが、私は、「気功師」の資格も持っているのですが、遠隔でも行うことができるのです。たとえ、地球の裏側であっても、その相手のことを思いながら、氣を送っていくと、目の前で行うのと同様の効果を与えることができます。

 

 つくづく人間って不思議な存在であり、時空を越えることができる魂の存在を感じざるを得ません。

 

 

第8段階:心(しん)感謝道

 

 

 心感謝道とは、心の奥底から感謝の思いを込めて「ありがとうございます」と言う感謝道のことです。心感謝道は、その周りの人にも感動を呼び起こす力があります。

 

 東日本大震災で身を粉にして救助活動に尽力して下さった自衛隊の皆さん。震災から1か月がたった頃、皆さんの疲れもピークに差し掛かったころ、その場にいた隊員の方に、「すみません。これ読んでください」と言って一枚に手紙が手渡されました。書いたのは、小学校1,2年生くらいの小さな女の子、手紙を渡した途端その子は、走って去っていきました。その手紙には、たどたどしい字でこう書かれていました。

 

「じえいたいさんへ、げんきですか。つなみのせいで、大川小学校のわたしのおともだちは、みんなしんでしまいました。でもじえいたいさんが、がんばってくれているので、わたしもがんばります。にほんをたすけてください。いつもおうえんしています。じえいたいさん、ありがとう。うみより」

 

 

この手紙は自衛隊の皆に伝えられ、大きな感動を呼び起こし、疲れ切っていたみんなの心を奮い立たせてくれました。

 第14旅団長は「この手紙を見た時は、もう体中の血が逆流するほどの思いでした。『よし、どんなことがあっても全員を捜し出すぞ』という思いがみなぎってきました。うみちゃんはどんな思いでこの手紙を書いてくれたんだろうと思うと・・・」

 

 心感謝道が地球に広がっていけば世界平和も夢ではないだろうと思わされます。

 

 しかし、現実は本当に不幸な時代に見舞われています。

 

 地球上がマイナスの想念で充満しているかのようです。

 世界中の人がマイナスの想念を発し、それらが世界的経済不況、戦争、病気、理解しがたい国際的な問題、日々忍び寄る危機、不安などを生み出しているのです。

 

 人類史上最高にマイナスの想念の波動が飛び交い、充満しているとしか思えません。

 

 ここまでくるとグローバルなレベルに立って感謝道を行なわなくてはならないときが到来しているようです。

 世界を包めるもの、それは光です。

 

 

第9段階:光感謝道

 

 光の波動に「ありがとうございます」を乗せるのです。

 世界レベルで、全地球レベルで不幸な時代である現在では、もはや、地球を越えて宇宙の意識が必要となってくるのです。

 

 宇宙から地球を俯瞰して見ることこそが、今の我々に必要なことなのです。光感謝道は宇宙から、全世界に向けて「ありがとうございます」の光を照らすのです。

 

 まず、全身に光を浴びるイメージをしてみてください。全身に浴びた光を視床下部(眉間の奥、頭の真ん中あたり)に集中させて、さらにそれが全身に広がっていく様子をイメージします。

 

 すると体が熱くなってくることもあります。その瞬間、頭の中にあるのは「ありがとうございます」の言葉です。

 

 手を胸の部分で合わせ、光を指に集中し、指先から天に向かって発するようイメージして、次の瞬間、「ありがとうございます」を光に乗せ、宇宙に向けて放つのです。

 

 感謝道も宇宙レベルまでやってきました。次回はいよいよ感謝道シリーズ最終回です。思いもしなかった大きな人生の気づきが与えられることになります。では次回「㉓感謝道の行きついた悟りとは」でお目にかかります。