皆さんこんにちは、マジックキノです。先回まで「潜在意識」の奥深さを共に探求してまいりました。

 今日皆様にお届けする、人間関係の潤滑油は、「ありがとう、感謝」についてです。円滑なコミュニケーションには欠かせない言葉ですね。

 

 前回の実験で、腹式呼吸をしたうえで息を吐き切った時に、自分の願う言葉を唱えイメージする時、そのイメージがストレートに潜在意識に届けられ、自分でもびっくりするくらいの力が働くことを実証してきましたが、その時に一緒に唱える言葉が「感謝します」の言葉でした。

 

 今日は人生を円滑に生きていくために最も必要な心「感謝」について深掘りした行きます。

 

 崇高な感情の22段階中で、最高ランクに位置する言葉が、「愛、感謝、気づき」の三つであることを以前ご紹介しましたね。

 

 

 コーチングにおいては、クライアントの心の奥にある本性を引き出すのですが、そこで行き着く感情が、やはり愛と感謝と気づきなのです。

 

■感謝のもつ波動

(参考図書:あなたの知らない魔法の言葉 杉崎 仁志・著)

 

言葉には、きれいな波動の言葉、汚い波動の言葉があります。

 すべてのものは波動を有し、さらに粒子を有しています。これは量子力学の世界では常識となっています。光も粒子を有します。

 

  「きれいな波動」はこの粒子によって決まります。粒子が細かく小さいほど、きれいな波動を生み、振動が多く、周波数も高くなります。これは、上昇するベクトルを持つようになります。

 

  逆に、「悪い波動」とは、量子が粗く、大きい波動です。重く、下降するベクトルを持ちます。

 

  「ありがとうございます」の波動は、極めて粒子が微細な波動です。

 

  

 

言葉をグループ化して、波動のきれいさ、つまり粒子の大小について並べてみると以下のようになります。

 

 ↑「ありがとうございます」

 ↑  般若心経 など

 ↑  愛

 ↑  癒し

 ↑  激励

     通常の挨拶

 ↓  罵倒、罵り

 ↓  物欲に駆られたおねだり

 ↓  異常にケチな発言

 ↓  おごり高ぶった発言

 ↓  自慢

 ↓  陰口

 ↓  愚痴

 

これを見ると、愚痴とか言ってる場合ではないですよね。

 

 ありがとうの真反対に位置する言葉と言えます。にもかかわらず、愚痴をよくこぼす人のほとんどは、無意識に発してしまっている場合が多く、潜在意識が何事に対しても不満を持つ構造になってしまっています。

 

  満たされていることには目を向けず、満たされていないことのみに目が向くようになってしまっているのですね。

 

■大和言葉「ありがとうございます」の隠されたほんとうの意味

 

 世界中の「ありがとう」の言葉の中でも、最も良い波動を持っている言葉が日本語の「ありがとうございます」ということを初めて聞かれたことでしょう。

 

 例えば、英語で「サンキュウ―」と言った場合、その言葉の波動は直接相手に届きます。他の国の言葉も同じような波動の流れを持ちます。

 

 しかし、日本語で「ありがとう」と言った場合、その言葉の波動は一旦天に上り、神様に対して、このような人を与えてくれて「ありがとう」というルートを辿り、その後、天から相手にその波動が降りてくるという特別な波動を持っているというのです。とても驚きですね。私たちが「ありがとう」と言った時は、同時に神様にも「ありがとう」と言っているということなのです。私はこのことを知った時、改めて日本に生まれてよかったなと思いました。

 

■「恩返し」と「お陰様」そして「感謝道」

 

「ご恩は一生忘れません」

  

 これも深く感謝する場合に使われる言葉ですね。

  「報恩」という言葉があります。考えてみれば、人間の一生は「報恩」に始まり「報恩」に終わるとも言えるのではないでしょうか。有り難い存在としてこの世に生まれたこと自体、とてつもない恩を受けている。受けた恩には報いなければなりません。それが「報恩」つまり「恩返し」なのです。

 

  これから「感謝道」について述べていきますが、この世に生を受けた恩に対し、一生をかけて恩返しする。この気持ちを持つことが「感謝道」の基本と言えるのです。

 

「感謝道」はまず自分に生を与えてくれた親に感謝することから始まります。

 

  さらに、ご先祖様、生命を授けてくれた大自然、生命体の宿る地球、太陽系、銀河系を誕生させた大宇宙に感謝することが基本となります。

 

  「お陰様で」の気持ちを常に持ってこその「感謝道」なのです。次回から、「感謝道」をレベル1から始まり、極みのレベル10までを順をおってご紹介していきます。

 

 では次回の投稿でお会いしましょう。