みなさんこんにちは、マジックキノです。人間関係の潤滑油をお届けにあがりました。今までコーチングの観点から人間関係をよりスムーズに結んでいくための話を具体的な会話なども交えてお届けしてまいりました。傾聴し共感し承認してあげながら、ちょっとした「未来質問」「肯定質問」そして「Iメッセージ」などを取り入れていくことで、人は多くの気づきや、希望を感じて自発的に前に進んでいけるということを知っていただけたのではと思っております。

 

 さて今日のテーマは「⑮私の人格思考パターンを作っているのは「顕在意識」「潜在意識」のどっち?」です。

 

 潜在意識という言葉聞いたことがあると思いますが、ここで改めて「顕在意識」と「潜在意識」についてお話ししましょう。

 

 これを知ると私の人格、思考パターンを作っているのは、実は「潜在意識」の方であることがお分かりいただけると思います。

 

上の図でお分かりのように「顕在意識」は自覚できる意識であり、

理性的な部分を担っています。

 しかし意識全体の3~10%に過ぎません。よく氷山の一角という言葉を使いますがまさにほんの一部しかないのです。

 

 それに引き換え、自覚できない「潜在意識」のほうは、90~97%を占めていて、本能的部分を担っています。

 

■本能的な部分とは?

①人生のあらゆる記憶を持っている⇒良き記憶も悪い記憶も

 実は私は、昔犬に対してトラウマがありました。幼いころ犬に追いかけられて、泣きながら必死で逃げたのですが、足を噛まれてけがをした記憶があります。それ以降、犬をみるとその記憶が蘇って恐怖を覚えるようになってしまいました。幼いころの怖い記憶が強烈に残っていて、幼い私の思考パータンになってしまったのです。

 

②習慣、慣れ、癖をつくる⇒無意識の行動、思考パータンを促す

 何かを習得する時には何事も練習が必要ですよね。最初はぎこちなくても、何度も練習することによって、特に意識しなくてもすらすらできるようになりますよね。これって、潜在意識の中に記憶されて、その人の習慣、慣れになっていったのです。

 

 皆さんも初めて自転車に乗れるようになった時のことを思い出していただけたら理解できると思います。ピアノ、ギター、スポーツの技術習得も潜在意識が関係しているのです。

 

 

③生命維持⇒呼吸、心臓や内臓の働きなど

 これこそ、現在意識ではコントロールできませんね。自律神経なども潜在意識によって維持されています。

 

こうやってみると私の人生は現在意識よりも潜在意識の方が大きく関与していることがお分かりいただけたと思います。

 

そして二つの意識の大きな特徴が次のようになります

 

「顕在意識」は体を守ろうとする

 役目があり、

「潜在意識」は生命を守ろうとす

 る役目があるのです。

 

 簡単な例をあげると、「顕在意識」寒いと感じたら、コートを着たり部屋を暖かくしようとしますよね。これは「現在意識」が身体を守ろうとする働きです。

 また、高いつり橋を渡ろうとしたら、足がこわばってブルブル震えだし渡れないということありますよね。これは、「潜在意識」が、橋から落ちたら死んでしまうので、その人の命を守ろうとして足が動かなくなるようにさせているのです。

 実はコーチングは、この潜在意識に深く関わりがあり、より良い幸せな人生を生きるために、潜在意識の-のプログラムを+のプログラムに書き換えていくスキルなのです。

 

なので、今回このようなお話をさせていただきました。

 

 せっかく「潜在意識」に触れましたので次回もっと、「潜在意識」の不思議を深堀していきます。皆さんきっと、「潜在意識」ってすごいなあと感じていただけるでしょう。

 

  では、次回の投稿でおあいしましょう。