こんにちは、マジックキノのコーチングブログでは、人間関係の潤滑油を提供しています。今日は第11回目の投稿になります。

 

 今日のテーマ、「ティーチング」「コーチング」ではどちらが人の心をより解放させるでしょうか?について解説をしていきます。 

 

 実は、今まで投稿してきた内容はすべて「コーチング」のコミュニケーションから来ているものです。これからの時代により取り入れるべきコミュニケーションのスキルだと私は思うのです。

 

 先ずは、「ティーチング」のコミュニケーションと「コーチング」のコミュニケーションの違いについて説明していきますね。

 

■「ティーチング」コミュニケーション4つの特徴

①「一方向」のコミュニケーションであるということです。

  指示指導命令型であり、教える人、教えられる人の上下関係が存

  在します。

 

②「否定的」人間観がどちらかと言うとより浮彫にされて、できない

 原因を指摘してできるように指導していくということが言えます。

 

③答えを出す人は、教える側にあります。

 

④常に受け身なので主体性は育ちにくい可能性もある

 

  

         それにたいして

 

■「コーチング」コミュニケーション4つの特徴

①「双方向」のコミュニケーションであるということです。

  傾聴しながら、未来質問、肯定質問を中心とした質問とそれに答

  える応答のやりとりで進んでいきます。

 

②「肯定的」人間観がより浮彫にされて、自ら気づくようにするサポ

  ートをしていきます。お互いの間には信頼関係があります。 

 

③答えを出す人は、相手側にあります

 これが、コーチングコミュニケーションの最も素晴らしい点だと

 思います。答えは教えられるのではなく、自分で気づいていくので

 す。⑤の投稿でお伝えしましたが、「気づき」という感情は人間の

 持っている感情ランキングの中で、愛と感謝と同じトップレベルの

 崇高な感情と言えるのです。

 

  今までの投稿を通しても、気づくことの素晴らしさは感じていた 

 だけているのではないでしょうか。

 

④より主体的、自発的な心が育ちやすいと言えます。

 結論

 

 コーチングコミュニケーションは人間関係の潤滑油としてより有効と言えます。教えられて知るのと、自分で気づくのとでは、後者の方が数段本人の心の中に染み込んで喜びと解放感も大きいのです。ですから、その後の行動もより主体的なものになっていけるのです。

 

 でもティーチングが悪いと言っているのではないことをご理解ください。ティーチングも必要なスキルですから。何か新しい知識を学ぶために講習会や、勉強会、講座などは、ティーチングですよね。

 

 特に人間関係のコミュニケーションをより良くしたり、夫婦関係、子親子関係をより絆を深めるにはコーチングのコミュニケーションがより有効になってくると言えます。使い分けが必要ですね。

 

ここで、「コーチング」の語源についてお教えしますね。

 

      Coach(馬車)+ing

 

    元々は馬車から来ているので、行きたいところへ道さえあれば最短距離で連れて行ってくれるのです。相談者が望む所へ、その人に合わせた道を選んで連れて行ってくれるのです。因みに御者にあたるのが、コーチということになりますね。

 

   ちなみに付録として、トレーニングの語源は?

       

      Train(電車)+ing 

 

  語源は、電車ですので、馬車と違って行先は決まっていて、行き

 方はレールの上を走るしかありません。

 

  ですから、トレーニングは、決められたマニュアルに従って定

 められたゴールに向かって取り組んでいくのです。

 

      では、また次の投稿でお会いしましょう。