こんにちは、ブログを始めて4回目の投稿となります。人とのコミュニケーションの潤滑油の役割を担ってシリーズで毎回お届けしております。

 

 さて下のイラストを見てどんな印象をお持ちになるでしょうか?

 

 左下の腕組みのイラストから感じるのは、拒否とか受け入れてませんよ、とか緊張感、敵対意識とか否定的印象を持ちませんか?

 

 右の手を広げてるイラストから感じられるのは、こっちに来て、歓迎、受容、親しみなどの印象を持つと思います。

 

 そしてこの認識は、国や民族を超えて共通の認識として受け入れられていますね。言葉では限界があるのにこのボディランゲージは世界共通ですね。でも不思議ですよね。これは、教えらた訳でも、規則があってそういう認識を持つようになったわけでもありません。

 

 何か人類共通の潜在意識の中にある、長い年月をかけて蓄積されてきた記憶のようにも感じます。

 

 

  さてここで今日のタイトルですが、「相手がうなずいてくれると、あなたはどんな気持ちになりますか?」

 

 すでにお分かりのように、安心感とか、安堵感、受け入れてくれているというようなホットする気持ちになるでしょう。これも人類共通の記憶の中にある認識ですね。

 

 ここで、先回の「ミラーリング」「ペーシング」に続いての、今日の本題「傾聴のスキル4つ」についてお話ししましょう。

 

傾聴の4つのスキル

①うなずき⇒相手に安心感を与え、心の内側にある「やる気」や 

      「言葉」を引き出すことができます

 

②あいづち⇒「へえ~」「そうなんだ」「ほー」「なるほど」

 

③オウム返し⇒「うれしかったんだね」「行き詰っているんですね」

          「それは困ったね」と相手の言葉を繰り返すこと

 

④促し⇒「それから・・・」「それで・・・」「それで、どうなりま

    したか」などは、相手の話す意欲を引きだす効果があります

 

どうですか?なんか目新しい内容は一つもないのではないですか?

 

 どれも特に親しい関係での会話では、無意識で行っていることもあるのではないでしょうか。

 

 実は、話し上手な方は、皆なこのスキルを使っているのです。

カウンセラーとかコーチングのコーチなどは先ずはこのスキルを徹底的に身につける訓練をするのです。

 

 是非とも普段の何気ない家族や、夫婦の会話の中に、この傾聴のスキルをこっそり取り入れて見てはどうでしょうか?きっと何か、言葉の化学反応がおきるのではないでしょうか?

 

 では、次回は傾聴を通した会話によって得られる相手に期待できる効果についてお話しします。