最近は日教組というと,教育を荒廃させた悪の権化のようにマスコミにたたかれ,

そこに入っているだけで腐った教師のように思われてしまうようになってしまった。

確かに行儀の悪いのも,どうかと思う人もいるけれど,

教師じゃなくても,ちょっとぐらいヘンな人の方がおもしろみがあるのであって

そんないい子ちゃんばっかりの集団なんて,ちっとも面白くないと私は考えている。


日教組談義はまたこの次にすることにして,

教育基本法がらみの国会情勢が大詰めなので,

日教組が1万人集会を開いて,改正反対の声を上げることになった。

どういうわけか,その動員にあたってしまい,初めて東京まで行動に行くことになってしまったのである。


デモや集会といったって,決して血気盛んな人ばかりが集まっているわけではない。

90%以上は動員で順番やクジで充てられた人である。

今回も,北海道教組からは350人規模で人が来ていたらしいが,

日本全国から6000人あまりが集まることとなった。


日比谷野外音楽堂なんて,そう滅多に行けるものではないので

お上りさんはけっこう楽しみに行ってきたわけだが,

できれば見るのはむさ苦しい教員ばかりではなく,可愛いアイドルかかっこいいタレントがいいし,

「教基法(業界では教育基本法をこう呼ぶ)改悪反対!」と叫ぶのではなく,

「キャ~~~~」と黄色い歓声を上げて総立ちになる方がいいに決まっている。

しかも,行くのは飛行機ではなく,朝,電車で行って,帰りは寝台特急で,次の朝7時に駅に帰ってくるのである。

冗談じゃない。


周りじゅうに「気を付けてね~~」なんて言われて,

自由時間はほとんどなく,観光もできず,しかも自腹でおみやげのひとつも買わなければならないという

出張レベル(出張にはなるわけないので,自分で休みを取って,いはば勝手に参加している形になる)では最低の旅行に行くことになった。


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