ここのところ決算や何やらで仕事が忙しく、本当に久しぶりのブログの更新。
見た方も多いと思うが、「倍返し」などの流行語も生み、今や社会現象にもなった日曜ドラマ『半沢 直樹』が、先日ラストを迎えた。
最近、ゆっくり映画を観に行く余裕がなかったが、久しぶりに面白いドラマだった。
大手メガバンクを舞台にした激しい出世競争や、堺雅人さん演じる主人公の銀行員、半沢直樹の壮大な復讐(ふくしゅう)劇といった日常離れした世界が描かれて、見応えも十分だった。
元々は、第145回直木賞を受賞した作家、池井戸潤氏の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作である。
この池井戸潤氏も慶応義塾大学を卒業し、三菱銀行の銀行マンだった経歴を持つ。
当然ながら、作中の「東京中央銀行」は、現在の「三菱東京UFJ銀行」がモデル。
だから、内容もリアリティがあり、少し誇張された部分はあるものの面白かった。
僕自身も、財務や金融の仕事に携わっているせいか、内容に興味を覚え、また『筋道を通す』という姿勢は、どんなビジネスにも共通する鉄則なので参考にもなった。
それと自身の大学時代を思い出し、大学の同級生との会話で三田の「ラーメン二郎」の話が出たときは、懐かしく笑えてしまった。
昔、「サザエさん症候群」が話題になった時期がある。
サラリーマンが日曜日夕方、「サザエさん」のパッパラ~という主題歌を聞くと、現実に引き戻され、明日月曜日からまた会社に行くことを考えると、憂鬱になるという症状。
それが、ここ数か月は、ビジネスマンが日曜9時から日曜ドラマ『半沢 直樹』を見て、スカッとして明日からの仕事に活力を覚えたという人が多かったらしいので、良いドラマだったのだろう。
もっとも銀行では「半沢直樹」のマネだけして、やたら上司に反抗的な態度をとる新入行員も増えて、「倍返し」で怒られている新人君もいるらしい。
視聴率も、今世紀の連続ドラマ最高の42.2%を記録し、ドラマの瞬間最高視聴率46.7%を叩き出したから、多分あのラストは続編や映画制作への布石なのだろう。
「正義を貫くために、筋を通す」生き方は、現代人が忘れかけていた何かを思い出させてくれた・・。
次回作は、第3部の失われた世代を扱った『ロスジェネの逆襲』がテーマだろうから、今から楽しみである。
