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A young person's guide to record collection

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★THE BEATLES
●HELP!
◆PARLOPHONE/PMC1255(mono)PCS3071(stereo)/UK/1965


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ジャケットは前面コーティングのフリップ・バック

『ハード・デイズ・ナイト』の章でも触れましたが、このアルバムのアーネストJデイ製ジャケットは存在しないようです

ジャケット右上の「mono」「stereo」のロゴが黒文字ではなく縁取りされたミディアム・ロゴが使われているのがオリジナル・ジャケット


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前作同様よく見かけるのはこのオリジナル・ジャケットです

世界的に人気が爆発した時期でもあり、それだけ数多くの初盤が世に出たということなのでしょう


初盤マトリクスはモノラルが両面「2」、ステレオが両面「1」とされていますが、マトリクスも安定していて、よく目にするのは上記の初版マトリクスです

しかしここで問題がひとつ

それはジャケットの色!

いくら表面がビニール・コーティングされているからと言っても、この真っ白いジャケットでは経年によって黄ばんでしまったりコーティングの破れ部分からホコリが入って黒ずんだりカビやシミが目立ったりと、このアルバムも美ジャケを探すのはなかなか大変です


最後にヴァージョン違いについて一言

アルバムの1曲目のタイトル曲『HELP!』はモノラルとステレオで明らかにイントロ以降のジョンの歌い回しが違います

演奏も微妙に異なっているようです

もちろん他の曲、他のアルバムでもミックス違い、ヴァージョン違いのオン・パレードです

同時代の他のバンドよりもこのようなミックス違い、ヴァージョン違いが明らかに多いビートルズ

まるで後年、我々のような人間が血眼になってそれらを探して悪戦苦闘する様を予見していたかのように…

さすが大物のやることは違います(ステレオ・ミックスにはメンバーはたまたプロデューサーのジョージ・マーティンすら立ち会ってないって話ですがね)



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★THE BEATLES
◆BEATLES FOR SALE
◆PARLOPHONE/PMC1240(mono)PCS3062(stereo)/UK/1964


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ビートルズとしては初のゲイトフォールド(見開き)ジャケット

もちろん表側にはビニール(ラミネート)コーティングが施されており美しい写真をより美しく引き立てています

ビーチ・ボーイズのアルバム『20/20』を紹介した時にも触れましたが、このアルバムのジャケットは少し特殊(向こうでは普通なんだろうけど)な作りになっています

まずレコードを収納する方ではない扉側(見開き左手の表ジャケ側)に張り合わせがなく1枚紙でペラペラしています

当時の英国盤ジャケは薄い紙を使用しているので尚更です

そして収納側(裏ジャケ側)ですが、レコード取り出し口が通常の右側ではなく見開きの中央にあります


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薄い紙で取り出し口が中央にあるため背の上下部分が裂けてしまったり、表ジャケットに折れやシワができてしまったりと大変傷みやすいジャケであり美品を探すのは結構大変

大変と言えばもう一点、このアルバムの初盤マトリクスはモノラルが両面「3」ステレオが両面「1」と言われていますが、モノラル盤のマトリクス両面「3」を探すのもなかなか大変です

表ジャケット右上の「mono」「stereo」が黒文字ではなく縁取りのミドル・ロゴが使用されているのがオリジナル・ジャケット


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このアルバムのラージロゴ・ジャケットは存在しません

またスモール・ロゴもあまり見かけず、よく目にするのはこのオリジナル・ジャケットです

各アルバムにはジャケット製造社名がクレジットされていますが、このアルバムと『イエローサブマリン』の初版ジャケットにはなぜかクレジットがありません
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★THE BEATLES
●A HARD DAY'S NIGHT
◆PARLOPHONE/PMC1230(mono)PCS3058(stereo)/UK/1964


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本作も前作同様イエロー・パーロフォン・レーベルがオリジナルであり、以降アップル・レーベルが使用される『ホワイト・アルバム』までこのレーベルが使用されます


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ジャケットは前面のみコーティングされたフリップ・バック・スリーヴ

表ジャケットの写真3枚上から

1.モノラル
2.ステレオ
3.スモール・ロゴ・ステレオ・ジャケットです

1は右上《mono》が、ラージ・ロゴより小さくスモール・ロゴより大きい所謂ミドル・ロゴが使用されているモノラル盤オリジナル・ジャケット

今作のラージ・ロゴ・ジャケットは存在しません

2は同じくミドル・ロゴのステレオ盤オリジナル・ジャケットでレアです

3はミドル・ロゴよりも比較的手に入りやすいスモール・ロゴのステレオ盤ジャケット


ビートルズ英国盤のジャケットですがこれらは2つの会社で製造されており、会社名が裏ジャケの下部折り返し部分の右隅に印刷されています

1社は『Ernest J.Day社』でもう1社は『Garrod&Lofthouse社』です


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全てのアルバムで2社が製造している訳でもなく『PLEASE PLEASE ME』のリアル初版にはGarrod&Lofthouse社は関わっていないようですし、アルバム『HELP』のErnest J.Day社製は存在しないようです

2社体制は初期ベスト『OLDIES』まで続き、『SGT.PEPPER~』からはGarrod&Lofthouse社の1社体制となります


初盤のマトリクスはモノラルが両面「3」、ステレオが両面「1」です