そして、11月8日。
私の誕生日の日が来た。
プレゼントいらないって言ったけど
健斗来てくれるかな…
確証もないのに、ついわくわくしてしまう自分がいた
なんだか自分があつかましい人間のような気もした
でも、夕方の5時を過ぎても
彼は病室に現れなかった
心待ちにしていた私の気持ちも
今日はきっとこれないんだっていう思いに変わっていた
それに面会時間は6時まで
1時間あるかないか
そう思ってもう寝てしまおうと思った
――――バタバタバタバタッ
ガラッ
「美羽っ!おきてっか~!!!」
そして、11月8日。
私の誕生日の日が来た。
プレゼントいらないって言ったけど
健斗来てくれるかな…
確証もないのに、ついわくわくしてしまう自分がいた
なんだか自分があつかましい人間のような気もした
でも、夕方の5時を過ぎても
彼は病室に現れなかった
心待ちにしていた私の気持ちも
今日はきっとこれないんだっていう思いに変わっていた
それに面会時間は6時まで
1時間あるかないか
そう思ってもう寝てしまおうと思った
――――バタバタバタバタッ
ガラッ
「美羽っ!おきてっか~!!!」