「ほら、俺さ、昨日分かってもらえないまま


ばらばらになったじゃん?


ぜってーわからしてやろうと思って。


部屋探したよ!」




なんであたしのために…

そこまでしてくれたの?


なんであたしを見つけようとしてくれたの?


なにを思っているの?



いいたいことはたくさんあったのに



なにも口にすることができない。



「え…あ…」




口もうまく動いてくれない




「あーよかった!超すっきり!



もう俺のこと思い出してくれた?」