ぱちっ



「あ…」



腕がベッドから落ちた反動で起きたんだ…




でも、思い出した。



健斗くん。



病弱だった私と唯一嫌がらず接して

たくさん遊んでくれていた人。




なんで、今頃になって


やっと思い出せるの…


あの時思い出していたら、

ちゃんと会話もできたのに




会話できたのに…