―――――え?


私のこと、知っている人なんて


ほとんど外出しないし

あまり会話もしないから

誰も知っているはずないのに…




「俺だよ俺!っつってもだいぶ昔のことだからなぁ…



健斗だよ!覚えてる?」




け…んと…?



必死に思考を巡らせたけど

…思い出せなかった。



「すいません…わかりません。


人違いじゃないですか?」



「美羽ちゃん、早く行くよ!」



「あ、はい!じゃぁ…」



「え、ちょ!?」



戸惑っている彼を残し


私はレントゲン室に向かった。