任せるって何だろ?
前任者の異動や退職で業務を引き継ぐ場合、新入社員や異動してきた人に業務を振り分ける場合等様々なパターンがあると思う。

自分が考える任せるとは、その業務に関するあらゆるコトを一切合切渡してしまうコト。
一見当たり前のように思うかもしれないが、これが意外と出来ていないように感じている。

前任者が同じ部署にいる場合は、特に危険。
実際は業務の一部しか渡してなかったり、ポイントとなる部分は手放してなかったり、「この位は大した作業じゃないから自分がそのままやってしまおう」なんて思って渡さなかったり、口を出したり、最悪手を出したり(笑)
前任者がいなくなったとしても、その業務に多少通じてる人が親切なアドバイスのようで余計なお節介をしたり(笑)

余計な口出しは無用だし、手を出すなんてホント御法度(笑)
よっぽどの間違いや勘違いをしてそうな場合以外は、質問されるまで静かに見守るコトが重要。

これも見落としがちだが、往々にして手法だけを教えてしまうコトがある。
その業務の目的や仕組みをしっかりと説明して理解してもらうコトが非常に大切。
手法はその後で全く問題ないし、その人なりのやり方でイイのだから。

また、その業務が後任者にとってちょっとレベルが高ければ尚ベスト。
そこから業務の効率化やスキルアップに繋がるコトが大いに期待できる。

新入社員の場合は不安を感じるコトもあるだろうが、人がやってる以上仕事にミスは付き物なので、フォローしてあげればイイのである。
フォローできないかもしれない、フォローしたくないと思うから不安になって「転ばぬ先の杖」をしてしまうが、そうするといつまで経っても杖がないと歩けない悪循環となる。

まぁ親切にしたり不安になったりというのも、意外とその業務への執着だったりする場合も見受けられる。
本人は気付いてないけど(笑)

・完全に業務を引き継いでいるか
・業務を理解しているか
・余計な口出し、手出しをされてないか
これらのコトを、特に上司はチェックする必要があると考える。

引き継ぎをスムーズに行うコトで、前任者は新しい業務に挑戦できたり、後任者がレベルアップできたりして、会社は活性化されていくのだと思う。

今日はここまで。