1983年、
自分が小学3年生のときです。

初代タイガーの引退は
多くのチビッ子ファンを
プロレス界から連れ去って行きました。
まるでハーメルンの笛吹き男にように。

自分のクラスの男子も次第に
プロレスを観ない子達が増えてきました。

しかし、自分はプロレスを見続けました。

純粋に初代タイガーの試合を楽しんでいた自分も
この頃になると小学生向けプロレス名鑑とかで
テレビに出ない若手の名前や
マニアックな知識をどんどん吸収していきました。

その年の暮れ、
全日蔵前大会だったと思いますが、
テレビを観てたら、
リングサイドに
白っぽいマスクマンが観戦してました。
一番前に謎のマスクマンが座ってれば
そりゃあ気になります。

アナウンサーが
次期シリーズから
「園田一治がアメリカで変身した
マジック・ドラゴンが参戦します」なんて
喋ってたので謎が解けました。

「園田一治」という名前は
既にプロレス名鑑で自分の頭にインプット済でした。

当時、マスクマンは皆、
正体不明が当たり前だと思ったのですが、
正体バレバレのマスクマンということに
逆に新鮮に感じました。