ちょいと前に報道ステーションで
江夏豊が1973年の試合について
振り返っていた。
それを観てたら、
山際淳司さんの
その年の巨人・阪神の激闘を描いた遺作
「男たちのゲームセット」を
無性に読み返したくなった。
山際さんは亡くなる前、
NHKの日曜夜10時の
スポーツニュースのメインキャスターだったので
メジャーな存在ではあった。
けれど、自分としては
1988年の「大リーグアワー」(多分)っていう番組で
ロッテのマドロックや
南海のバナザードのような
当時の助っ人外人を週代わりに招き、
メジャーの試合を振り返る、という
今だったら専門チャンネルでやるような番組が
NHKの月曜夜10時半(確か)から
やっていた番組の司会のほうが印象的。
山際さんの作品を初めて読んだのは1993年。
予備校での小論文テキストに掲載されていた
カヌー選手がオリンピックを目指す話。
その後、
「江夏の21球」や
「スローカーブを、もう1球」(これはようやくつい最近)
を読んだ。
山際さんが亡くなったと知ったのは
確か新聞記事だったけれど、
その事実でさえ、
彼の作品で描かれる
「流れた汗がさっと蒸発するかのように…」
山際さんもこの世から
さっと消えてしまったような感じがした。