2000年1月、当時買ったばかりの車「デミオ」で
住んでいた四日市から、雪の鈴鹿山脈を越え、
京都へ入った。
(今でもデミオのために、税金は三重県に払っている。)
お目当てはブラザー・ジャック・マクダフ・・・
ジャズ・オルガンの東の横綱が
ジミー・スミスなら
西の横綱はこのマクダフだと思う。
場所は京都の「ル・クラブ・ジャズ」
ライブハウスにやって来たマクダフは
杖をつきながらやって来た。
レコードジャケットのイメージと違い、
タバコも吸わず、確か酒も口にしてなかったと思う。
開演前にサインをもらうために
「ボス」ジーン・アモンズとの共演した
レコード・ジャケットを目の前に
差し出したところ、
ほんと凄く懐かしそうな眼差しで
しばらくジャケットを見つめていた。
ペンを持った手は震えていたけど、
彼がオルガンから繰り出す音は
重厚で神懸り的であった。
ちょうど1年後にマクダフは亡くなるが、
2010年の今、こんな凄みのある
演奏ができるジャズ・オルガニストは
ニューヨークに行っても
聴けることができるのであろうか?
