すでニュースでもちきりですが、ギリシャの緊縮財政をするかどうかの国民投票をするそうです。
これの結果でほぼギリシャの運命が決まると言っても良い重要な投票になるでしょう。
 ギリシャがユーロ離脱という事態になったら、ユーロ圏の国債は売られ、投資も激減するかもしれせん。
 ユーロはダウントレンドに移行し、もともとドイツ以外のユーロ圏の国々の多くはギリシャと似たような状態で、飛び火することが予想されます。
 また日本はEU貿易に関して盛んですから、円や日本株も影響をうけると思われます。
しかしリスク回避のための円買いはないので、一定程度の円高で収まるとは思います。
 黒田総裁の異次元緩和以前は、日本のは何も対策をしないだろうからずっと円高だろうという予想の元、投機筋がリスク回避に使っていました。
 しかし黒田総裁以降はそれも見込めないので、おそらくドル買いで動くように思います(あくまで個人的に)。

なんにせよ、あの異次元緩和はパワーバランスを大きく変えましたので、ギリシャがデフォルトを起こした際に、以前と同じ認識で動くと痛い目を見るかもしれません。
 もしその時がきてもじっくりあせらずトレードしたいものです。