ファンダメンタルズ分析は株だと、その会社の財務諸表や健全性などなどを分析することですが、為替は経済指標や政策金利、情勢などを分析すること指すことが一般的です。

一方テクニカル分析はローソク足などのチャート、出来高など過去の売買の動きを元に次の展開を分析することを指します。

昔は片方だけを活用してなんてトレーダーが多かったようですが、今は大体両方使われることが一般的のようです。

・ファンダメンタルズ分析は長期展望
・テクニカル分析は売買タイミング

が主な使い道になると思います。

しかしそれらを利用するにあたってやはり重要なのが、市場との間にトレーダーがいるということです。

つまり、こういう指標がでたから上がるとか、テクニカル分析でいいタイミングだから利益が出たとならないのは、トレーダーというフィルターがかかるからです。


そもそもファンダメンタルズ分析は証券会社やプロのトレーダーがやっている為、情報はそこらかしこに転がっています。それをサッと目を通して内容が理解できればいいとも思います(ドルや別の通貨で資産を多く保有している場合はその展望に細心の注意が必要ですが)。

 テクニカル分析で主に使われる指標では、平均値だったり、ボラティリティだったりを計算して表示しているので、その計算の意味を分かって使わないと、不用意な情報が増えてしまい混乱してしまいます。ですのであまり理解できない難しいものは使わないことにしています。
それらは情報を脳内で処理できるように簡易化したものであることを忘れてはいけないと思います。