ロデオクラフト M.T.レイクス



レングス 77mm

ウェイト 19g

タイプ スライドスプーン

カラー H4マジックアワー/ゴールドフレイムホロ

No.814tbo








中禅寺湖のレイクトラウトをターゲットに開発された、スライドスプーンの元祖、ロデオクラフトのM.T.レイクス。


なんとも不思議な形をしたスプーンだが、この形状がスライドに効果的でトラウトを狂わせるようだ。


もちろんレイクトラウト だけでなく、ブラウンやレインボーの大物にも効果絶大だ。


中禅寺に通うトラウトアングラーで持っていない人はいないんじゃないかと言うくらいの人気だ。




サイズは下の7種類。


57mm・9g

67mm・13g

77mm・15g

67mm・16g

77mm・19g

87mm・22g

77mm・23g



同じ長さでも重さが違うのはレンジの違い。



このスプーンの場合、単純にレンジ分けというよりも、スライドする角度や深さなどがあるのでちょっと厄介だ。



ラインナップごとにスライドに入ってから沈下していく時の角度とスピードが異なっており、状況に合わせて使い分けることが必要だ。


一番重い77mm・23gが最も急角度にスライドし、フォールスピードも速くなる。

フォールスピードが速いので、スライドでの横移動距離は短くなる。


逆に一番軽い57mm・9gは緩やかに長くスライドして、フォールスピードも遅くなり、スライドでの横への移動距離は長くなる。


と言うように、それぞれポイントにより使い分けをする

必要があり、ちょっとわかりにくい。




ウェイトと長さの組み合わせで、スライドのグループは4つに分かれる。


フリーフォールでの沈下速度との関係が下記


グループ1: 5秒で1m             57mm 9g 

グループ2: 5秒で2〜2.5m  67mm13g、77mm15g

グループ3: 5秒で3m            67mm16g、77mm19g、87mm22g

グループ4:  5秒で4m           77mm23g



カーブフォールになるとまた厄介で、5秒間での沈下速度はグループ毎におおよそ下記となる。


グループ1  30cm

グループ2  70cm

グループ3  1m

グループ4  1.3m


風や流れなどで変わるのであくまでもおおよその目安となる。




さて、このスライドスプーンの使い方だが、基本は2.2.5のアクションとなる。


ボトムから2回巻の2秒フォールの5回巻からの着底。

んー、分かりにくい。


1.キャスト後、ボトムまでフリーフォール

2.着底後、高さを稼ぐために2回巻く

3.2秒カーブフォール

4.2回巻く 

5.2秒カーブフォール 

6.最後に5回巻いて、着底までカーブフォール


これを1セットで2から6を繰り返していく訳だ。



後は魚種によってレンジが違うので、ブラウン、ニジマスであればボトムまで落とさず、これより上のレンジで2回巻き2秒フォールなどで誘う。


巻数、カーブフォール時間は色々試す必要がありそうだ。


まあ、これだけでも普通のスプーンと違って、よりアクティブに誘うことができて面白い。


スプーンよりもジグやミノーの感覚に近いかもしれない。


んー、早くレイクトラウト狙いに出かけたくなってくるな。


ところで、これだけ面白い製品を出しているメーカーのロデオクラフトだが、なぜHPなどです情報公開していないんだろう?

何か狙いがあるのかな。



追記


中古格安スプーンがM.T.レイクス77 19gだった。


たまにこんなのがあるんだね。






ボロボロだけど、M.T.レイクス。


後で磨いて、フックを付けとこう。


本体よりフックの方が高いな。