CPUのスペックをもう一度確認します。
mobile celeron

SL3PF
 sSpec Number  SL3PF
 Processor Frequency 450.00 MHz
 CPUID String 0681
 Package Type Micro-PGA2
 Core Voltage 1.6V
 Bus Speed 100 MHz
 Thermal Guideline 15.5W
 Core Stepping PA2
 Thermal Spec 100ーC
 L2 Cache Size 128 KB
 Manufacturing Technology 0.18 micron
 L2 Cache Speed 450 MHz
 Bus/Core Ratio 4.5

それで、希望の850MHzものは
SL585 850MHz
sSpec Number SL585
Processor Frequency 850.00 MHz
CPUID String 068A
Package Type Micro-PGA2
Core Voltage 1.6V
Bus Speed 100 MHz
Thermal Guideline 18.8W
Core Stepping PD0
Thermal Spec 100ーC
L2 Cache Size 128 KB
Manufacturing Technology 0.18 micron
L2 Cache Speed 850 MHz
Bus/Core Ratio 8.5

SL585と比較してみます。
まず、クロックは450MHz→850MHz 実用充分なクロックスピードです。
CPUID 0681→068AとなるわけでBIOSがIDを認識してくれるかどうかでしょう。
Package Type,Core Voltage,Bus Speedは合わせてあります。
Thermal Guideline が15.5W→18.8Wと3.3W上昇。当然温度が上がるが、これがどう影響するか?
本当なら表面温度をしっかり測定しなきゃ駄目でしょう。
もうひとつ気になる点がCore Steppingです。
PA2→PD0これもBIOSが認識してくれるのでしょうか?
古いPCだけにBIOSがどこまで対応してくれるかが問題でしょう。

HPのホームページでWindows98,2000用BIOSの最終のリリース日は 2001/10/24でした。
結構微妙かもしれないですね。とりあえずアップグレードは必要でしょう。

次に SL53L 850MHz、こちらは mobile Pentium。

sSpec Number SL53L
Processor Frequency 850.00 MHz
CPUID String 068A
Package Type Micro-PGA2
Core Voltage 1.6V/1.35V
Bus Speed 100 MHz
Thermal Guideline 27.5W
Core Stepping PD0
Thermal Spec 100ーC
L2 Cache Size 256 KB
Manufacturing Technology 0.18 micron
L2 Cache Speed 850 MHz
Bus/Core Ratio 8.0

これもCeleron 850MHzと同様BIOS次第だろうが、もうひとつ大きな消費電力の問題があります。
15.5W→27.5W と実に12Wオーバーするわけです。
これは半端な熱対策じゃ駄目でしょう。ちょっと手軽にとは行かなそうです。
調べていくと600MHzのCPUでも20.0Wです。この辺でぎりぎりじゃないでしょうか?
もっともSpeed SteppingにBIOSが対応していれば少しはかわるのでしょうが。
どちらにしてもやってみなけりゃわからないでしょう。
まずはCPUの入手ですね。

はじめてのヤフオクの準備しなきゃ。(オクテなんです)