海外で病気になっちゃった!!!!海外旅行保険について




前回のブログで帰りの飛行機に乗り込んだ途端高熱が出て乗車拒否されて降ろされてしまったお話をしたと思います


今回は、その時利用した海外旅行保険のお話。


まず、海外では日本の国民健康保険の仕組みが使えないため、病院での治療費は全て実費になります。

病院での治療費全額実費なんて、

とてもじゃないけど払えない…

急に盲腸にかかって手術、入院となると100万円以上のお金が必要になることも…

交通事故で怪我して入院とかも同様です。


治療費が払えず治療が受けられないなんて事の無いように

クレジットカードは数枚持っておくことは大切です。

それと同時に、海外旅行保険って事で

各社海外での病院診療に対して保障してくれるプランがあって、海外旅行に行くときは絶対入っておいた方が良いシロモノ。


今回もその海外旅行保険に救われました。

(フランクフルト空港で急病になった話は

前回のブログを読んで頂いて)


てるこが今回お世話になった海外旅行保険は楽天カードに付帯されてる海外旅行保険。

特に旅行の度に加入しないと行けないわけではなく、日本を出国前に旅程の一環として公共交通機関を楽天カードで精算したら海外旅行保険が適用になると言うものです。


てるこはいつも福岡空港国際線までの旅程でタクシーを使って楽天カードで精算することによって適用にしてもらっています。


まず、海外の病院って予約しないと行けないみたいなのを本で読んだことがあってそんなイメージでしたが、今回は突撃でも診察して貰えました。

空港内って言う場所柄急患に慣れてるのかな…。


病院についてすぐ

診察にはお金がかかるって言うのに承諾する書類にサインが求められて

航空券とパスポートを受付で預けました。

(これは空港オンリーなのかもしれない)

診察終わるまでそれは返してくれなかった…

この書類の説明の英語が全然わかんなかったから

「これは診察料金支払いの承諾の書類ですか?」って言う英語の文章をグーグル翻訳とかで作って置いてパスポートの中に入れてたらいいんじゃないかな?そしたらイエスかノーかくらいは熱が出ててもわかる!



他に患者がいなくて暇そうなのにも関わらず20分くらいは受付で待たされて

そこから看護士さんが症状のヒアリング、

熱を測って血圧を図りました


ここで驚きなのは

普通日本の病院じゃ聴診器や喉の状態を見たり、リンパの腫れを触って確認したりするのに、この病院では熱と血圧だけで全て判断されてました!びっくり!

国が変われば診察も全然違うね!!


そして、看護師の後、ドクターは少しヒアリングして、診断内容を説明して終わり。


ドクターの服装は

消防士さんみたいな格好でした


私の場合、点滴5本して

(病室は寒くて掛け布団(ブランケット)すらくれなかったゲロー)

飛行機に乗れないって言う診断書を書いて

終わり。これで39000円

翌日熱が下がったのを確認してもらって

飛行機に乗せてもいいよーってサインを貰って8000円。クレジットカードなかったら死んでた...


高熱で点滴受けながら

必死でネットで海外旅行保険の詳細を読まないといけなくて大変だった…

楽天カード(ゴールド)についている海外旅行保険の詳細ページには診察料金と、医者がホテルでの療養を指示した場合のみホテル代って書いてあったので、今回はその2つが対象。


だけど、医者の診断って何か証拠いるの?

ってことで日本におる弟から保険会社に電話で確認してもらったら、ドクターから書面がもらえたらベターだけど、最悪なくても良い。もしかしたら事実確認のためにドクターに保険会社から電話があるかもしれないとのこと


私の場合はまだ通訳のコースケ君がいたからそのことをドクターに伝えてもらったら

「39.9度熱があって空港で一晩野宿なんてバカだろう。当たり前すぎて診断書にそんなの書くバカがどこにいるか!」と断られたので、電話があったらよろしくねと伝えてとりあえずホテルの予約を取りました。

先生も「空港すぐのところにホテルあるから1番近いところがいいよ」ってアドバイスくれたんだけど空港最寄りのホテルは高い!!

でも、正直自分のこの容体で電車乗り継いでダウンタウンまで自力では行けそうに無い...


って事でこれもクレジットカード処理。


帰国後、保険会社に事故報告のお電話。

弟が電話していた記録もちゃんと残ってたようで「あれ?一度報告貰ってます?」と。

「弟が色々確認してくれました。」と説明


ここで注意すべきは、

「治療代とホテルの宿泊代を…」と言ったら

保険会社の人、「宿泊は対象外です」と言われました。


なんとなくイメージ的にそんなこと言われそうだったので弟に電話で確認させてたんだけど

「保険の説明書きにも宿泊代金は対象って書いてあるし、病院からも確認しましたよ。」

と食い下がるてるこ。


「医者の指示書ありますか?」


ほーら来た!


ドクターから言われた内容

弟が確認してくれた内容を伝えると


「じゃあ一旦その旨全て申請書に書いててください。お金の支給有無の判断は別部署がします」とのこと。


覚悟はしていたけど

保険会社、怖いね…


そして間も無く事故報告書みたいな書類届いて、経緯の説明や領収書などすべて添付して送る。作文苦手な人はここで諦めるかもねって書類。


送って2週間か3週間かして

ちょっと時間がかかるって書面がきて

そのあと電話がかかってきて


「一部保険金対象外の申請があります。」とのこと。


キタキター!!!!


宿泊費ことだったら納得いかないと何度もシミュレーションした反論を思い返していたら、「飛行機に乗ってもいいですよ」っていうドクターの書類発行代のことだったので、しかも1000円くらいのものだったので

「全然構いませんよー」とてるこ。


そこからはスムーズにお振込みして頂いて

殆どちゃんと保険で何とかなりました。


最後にまとめとして。


※保険に入ってないと7万円弱自腹。

※保険に入っていても一旦自分で建て替えだからクレジットカードは持っておくのとある程度期間限定でも限度額増やしておくように。

※保険支給の内容は保険会社の受付の人もあてにならない(言葉悪くてすみません)ので自分で説明書はしっかり読んで、その文章を印刷して旅先に持っていくこと。

(私はその説明書があったからコースケ君や弟見せて、引き継ぎが楽だった)

※納得がいかないことはちゃんと保険会社の受付の人に伝える


保険会社さんとのやり取りで

自分の身は自分で守らないとなって

本当に感じました


以上!ヨーロッパ周遊記、最後は真面目な内容で終了です笑