今日は、人生100年時代となってきてる今日で、「おひとりさま信託」をご紹介します。
おひとりさまの概念は未婚・既婚を問わず、自分の人生に責任を持ち、ひとりを楽しみ、ひとりの時間を心地よく過ごせる、そんなライフスタイルを取り入れてイキイキと自分らしく生きる人を指しています。 (某信託銀行に書かれている内容です)
おひとりさま信託では何ができるのかをご紹介します。
それは、おひとりさまが万一の時、気になる身の回り(死後事務)のこと
埋葬(病院からの引き取りや葬儀、埋葬をスムーズに行ってほしい)
デジタル遺品の消去(パソコンやスマホのデータを確実に消去してほしい)
家財等の整理(ご近所の迷惑にならないよう整理整頓を頼みたい)
訃報連絡(友人やお世話になった人に連絡してほしい)
ペットのこと(可愛いペットに天寿を全うしてほしい)
上記の内容を今から準備しておきましょうという内容になっています。
今からできる準備として
①ご自身の希望を明確に記録しておくこと
②希望事項の実行を信頼できる人に頼んでおくこと
③頼んだ人に必要な費用や報酬を渡せるようにしておくことが大事と書かれてあります。
といっても託せる相手がいない場合、信託銀行では、「おひとりさま信託」で実現するうたっています。
「おひとりさま信託」として商品があるのです。
死後事務を委託するには生前にそれぞれに代理権を付与して死後事務を委任する契約(死後事務委任契約)を締結しておく必要があります。
信託銀行ではこの代行業者も紹介してくれます。
どのようなサービス内容なのかというと
・契約時に身の回りの希望を書いたものを信託銀行に預けます。
・契約期間中に安否確認のSMSが送られてくる。返信がないと動いてくれます。
SMSの痩身頻度も選べます。(週1回~年1回まで)
・遺言代用機能で死後事務の費用や寄付の資金を管理もしてくれます。
・死後事務の履行をしてくれる会社を紹介してくれます。
という内容です。
おひとりさま信託の仕組みですが、契約者(委託者兼受益者)の相続が発生した時に、死後事務に係る費用を清算のち、あらかじめご指定いただいた帰属権利者様(遺産受取人)に信託財産の残った金額をお支払いするということです。
但し、死後事務の希望によって追加信託や一部解約が可能と書かれているので、自分の希望に沿ったものができるようにはなっているのですね。
契約時には、契約者が信託銀行と契約します。そこでお金も預けます。このお金が信託財産となり相続発生時に契約通りに動いてくれるのですが、ある信託銀行では預け入れの最初の金額が300万円以上1円単位となっています。
もし信託銀行の「おひとりさま」を将来、使おうと考えていらっしゃる方は最低300万円はかかると覚えておいてくださいね。
今回は一つの信託銀行を例にしましたが、他にも比較していけるものを取り上げてご紹介していこうと思います。
しかし、調べていて思いましたが、やはり書き残すということは本当に大事ですね。
それとデジタル遺品です。この問題もこれからますます大きくなってきます。
私たちで言えば書き残すことがエンディングノートにあたりますね。
家族といえども、頭の中や何をどう考えているのかわかりません。
ですからきちんと書き残しておくことは大事ですよね。
エンディングノートを買う方は多いのです。しかし、書き上げられる方が本当に少ないのです。
それはどうしてかというと、準備もなく向き合うと何をどうしていいのか、わからなくなってしまうからです。
エンディングノートはたくさん種類も出ています。
どれを使っていいかもわからないと思います。
今、エンディングノートの研究もしています。
私の棚の一角はエンディングノートだらけです。
市販されていないものなどもメルカリにも出ていたりしますので、取り寄せたりしています。
私自身がこれがいいと思う物を自信をもって出せるように頑張ります。
来月には市販のエンディングノートを使って書き方講座とデジタル遺品の講座を開催します。
下記にお申込みがあります、残2名様と残3名様です。
2月3日(水)、11日(木)、17日(水)、25日(木)
3月11日(木)21日(日)、24日(水)、31日(水)
4月7日(水)、15日(木)、21日(水)、28日(水)
定員 各回 2名
お申込みは下記のところから飛んでいただいて、オンライン講座をクリック。
お日にちから小林早苗をお選びお進み下さいませ。