講師に必要な「知識」と「経験」と「伝える力」
講師たるもの最低限もっていなければいけないものは
「ファシリテーション力」
と、“ひとこと”で言ってしまいたいのですが、
「ファシリテーション力」がどのようなものか
具体的にご存知ない方もいらっしゃるので、
まずは「知識」と「経験」と「伝える力」と書きました。
ちなみに「ファシリテーション力」の中には、
・場を創る力 ・引き出す力 ・コミュニケーション力 ・コーチング力
・アイスブレイクのハンドリング ・論理的思考などなど多くが含まれます。
何かを学ぼうと思う時に
知識の多い講師と少ない講師を比べたら、
あなたはどちらの講師を選びますか?
「知識の多い方に決まってるでしょう?」
何て答えがかえって来そうですが、
その選択はベストでしょうか?
私は以前「簿記」の学校に通ったことがあります。
そのとき私のクラスの先生は簿記の1級や税理士などの資格を持つ
とても優秀な方でした。
ですが授業はとってもわかりにくかったです。
そんなあるとき、授業を休んだ振り替えの授業で
別のクラスで受ける機会がありました。
その先生は簿記の1級を目指して勉強中の若い方でした。
最初は1級の資格を持っていないことに不安を感じました。
ところが、今までモヤがかかっていたのがすっきり晴れ渡るように
とってもわかりやすく教わることができたのです。
今までの授業は何だったんだろう?と
砂漠で水を得たような気持ちになりました。
この若い先生のおかげで私は簿記を理解することができました。
つまり、知識があることと教え方のスキルは全く違うと言う事、
知識がある先生が良いとは限らないこと、
目的は何か?によって選択すべきと思いました。
簿記を身に付けたければ、
簿記を覚えられるように教えてくださる先生がベストです!!
もしも、どんな先生に師事したか?が大事ならば
知識が合って資格もあって有名な先生がベストかも知れません。
一般的に講師をされている方は
知識はたくさんもっていらっしゃると思いますし、
素晴らしい先生に師事されているかも知れませんが、
だからといってその先生が講師として素晴らしいかどうかは別の話です。
何かを覚えたいとか身に付けたい場合には、
知識があるかどうかよりも「覚える」「身に付ける」ということを
達成できる講師を選ぶべきと思います。
そして講師の方は知識だけでけではなく、
「伝える力」を身に付けてから人前に立って頂きたいと思います。
「伝える力」を含め、ファシリテーション力を身に付けたい方は
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