新しき世界(NETFLIXにて視聴)
2013年 134分
監督 パク・フンジョン
・視聴前にこの映画に感じたこと
今回は韓国映画いってみようと思います。韓国映画は結構好きで、監督で言いますとナ・ホンジン、キム・ギドク、ポン・ジュノの作品群はほとんど見ている気がします。韓国式のヴァイオレンスというか揉み合いというか、そういうのが好きなんですよね。もっと言うと、何か言いながら相手の頬を何度もビンタする、という表現が色んな映画に入っていて、不思議な感じがして好きなんです(笑)。
サムネイルからヴァイオレントな雰囲気を発していた「新しき世界」、行ってみましょう。
パク・フンジョン監督と言いますと、「悪魔を見た」の脚本も手掛けているそうです。「悪魔を見た」は怖くて気持ち悪くて汚くて面白かったので期待して視聴へと向かいます。
パク・フンジョン監督と言いますと、「悪魔を見た」の脚本も手掛けているそうです。「悪魔を見た」は怖くて気持ち悪くて汚くて面白かったので期待して視聴へと向かいます。
・あらすじ
韓国で有名な犯罪組織の幹部チョン・チョン(ファン・ジョンミン)の右腕としても認められているジャソン(イ・ジョンジェ)。だがその正体は、カン課長(チェ・ミンシク)に潜入捜査を命じられた警察官であった。警官の職務を果たそうとするも、自分と同じ中国系韓国人であるチョン・チョンとの間に生まれた兄弟のような情と絆を裏切っていることに苦悩するジャソン。そんな中、組織のリーダー急死を契機にした後継者争いが勃発(ぼっぱつ)、さらに組織の一網打尽を目的とした捜査作戦が動き出す。
韓国で有名な犯罪組織の幹部チョン・チョン(ファン・ジョンミン)の右腕としても認められているジャソン(イ・ジョンジェ)。だがその正体は、カン課長(チェ・ミンシク)に潜入捜査を命じられた警察官であった。警官の職務を果たそうとするも、自分と同じ中国系韓国人であるチョン・チョンとの間に生まれた兄弟のような情と絆を裏切っていることに苦悩するジャソン。そんな中、組織のリーダー急死を契機にした後継者争いが勃発(ぼっぱつ)、さらに組織の一網打尽を目的とした捜査作戦が動き出す。
・私の評価
☆7.5/10
Yahoo映画の評価 ☆ 8.8/10.0
IMDBの評価 ☆ 7.6/10.0
☆7.5/10
Yahoo映画の評価 ☆ 8.8/10.0
IMDBの評価 ☆ 7.6/10.0
まさに韓国型の「ゴッドファーザー」な雰囲気!
マフィア映画や極道映画が好きな人は好きな映画じゃないかなと思います。
マフィア映画や極道映画が好きな人は好きな映画じゃないかなと思います。
・視聴中に思っていたこと
・演者の顔がすごく濃いッ!とにかく顔アップが多いです(笑)
・もう私はチェ・ミンシク恐怖症なので、出てくる度にビクッとなっちゃいます(笑)
・チョンチョン兄貴がキュート(*'ω'*)
・「哀しき獣」でお馴染みとなった朝鮮族の人たちが登場!見た目がやっぱり怖いです。
・見終わった直後のフワっとした感想
ズシーンとくる面白さでした。
ラストの味わいのほろ苦さも良かったです。
役者の表情を軸に置いた会話劇が中心なので、その辺りは好みが分かれそうな気がします。
個人的にはもう少し「韓国の暴力組織コワッ( ゚Д゚)」っていうシーンを見たかったです。特にチョンチョン兄貴と権力争いしていたジュング氏は、顔がサイコなだけにもう少し活躍を見たかったかな?
ラストの味わいのほろ苦さも良かったです。
役者の表情を軸に置いた会話劇が中心なので、その辺りは好みが分かれそうな気がします。
個人的にはもう少し「韓国の暴力組織コワッ( ゚Д゚)」っていうシーンを見たかったです。特にチョンチョン兄貴と権力争いしていたジュング氏は、顔がサイコなだけにもう少し活躍を見たかったかな?
・印象に残ったシーン
なんだかんだでまず最初のシーンは印象に残ります。生きた状態でセメントを飲ませるって…ひぇぇ((+_+))
後はやっぱりチョンチョン兄貴に呼び出されて、潜入していることがバレたのか、バレてないのか、のハラハラドキドキシーンは最高でした。最後の銃のくだりとか、何とも言えない気持ちになります。
・ネタバレ付き感想
私ごときが言うのもあれですが、「アウトレイジ」っぽくもあって「ゴッドファーザー」にも似ていて、「インファナルアフェア」でもあるっていう感じで、目新しい話という感じではないんですけれど、私が大好きな要素がふんだんに盛り込まれた映画でとても楽しめました(#^.^#)
特に兄貴たちのキャラが濃くてたまりません( *´艸`)
チョンチョン兄貴の憎めないキュートさの中にある狂犬っぷりもいいですし、あまり活躍のなかったジュング兄貴の残虐そうな顔も素晴らしかったです。
チョンチョン兄貴の憎めないキュートさの中にある狂犬っぷりもいいですし、あまり活躍のなかったジュング兄貴の残虐そうな顔も素晴らしかったです。
顔、顔言ってますけど、この映画を見た方ならお分かりかと思いますが、とにかく顔が印象的なんです(笑)。
どうしてそうなのか、っていうのはもう1度くらい見ないとわかりませんけれど、何かそういう演出があったんだと思います。
どうしてそうなのか、っていうのはもう1度くらい見ないとわかりませんけれど、何かそういう演出があったんだと思います。
もう取り戻せない、過ぎ去った過去が流れるラストシーンも素晴らしくて、余韻が残りました。その手前の主人公が1人たたずむシーンも、音楽も雰囲気もまさにゴッドファーザーみたいな感じがしてたまらないものがありますね((+_+))
物語が進みだしてからのヴァイオレンスなシーンも韓国映画ならではって感じで、特にチョンチョン兄貴がエレベーターで戦う長回しは圧巻!
兄貴の最期を見届けて潜入捜査から解き放たれたジュング氏が、覚醒したかのように表情を一変させるという演出もかっこよかったです、惚れました(*'ω'*)
オススメ韓国映画の1つです。