「好きっていいなよ。」
 
2014年
102分
監督 日向朝子
 
 
 
・私の評価
☆1.5/10

Yahoo映画の評価 ☆ 4.6/10.0
IMDBの評価 ☆ 6.7/10.0
 
出ました、夢の1点台!
 

・視聴前にこの映画に感じたこと
 
現在Huluでやっている映画特集、ズバリ『ジューンブライド特集』!!
SU☆TE☆KI☆
というわけで、バリバリの独り身である私としてましては、トキメキたい一心で、そりゃもう藁をもすがる気持ちで選んでいたんです(*'ω'*)
 
色々気になる映画はあったけれど、やっぱり日本人だし、無難に邦画でイケメン俳優に…(#^.^#)
そんな感じで1番キュン死しちゃいそうな雰囲気を感じた福士くん主演の「好きっていいなよ」にしてみました。
 
ちなみに原作は未読です。アニメは見るけど漫画ってあんまり読まないんですよね~。。
 
さてさて、では福士くんと春奈ちゃんに癒されちゃいましょうか(#^.^#)
 
 
 
・視聴中に思っていたこと
 
・冒頭、福士くんの友達が春奈ちゃんに体当たりして突き飛ばすシーンでは、え?は?ちょっと酷すぎじゃない!? 男子から女子に暴力って…(*_*;
 
・え?こんなかわいい子のイジメられている理由が「あまり人と話さないから」ってだけ?
 
・唐突にちゅーする福士くん。クレイジーすぎ。彼のノリがなんていうんでしょう、アレクサンダーというか、小出恵介みたいな?(笑)ドン引きです、っていうか不快です。
 
・そろそろ終わってくれないかなーと思って時間をチェックしてみたら1時間以上残ってて絶望しました…。
 
・名優、寺門ジモン登場!(笑)
 
 
 

・見終わった直後、フワっとした感想
 
な…長かった…笑
つまらないのはある程度予測していましたが、まさか不快な気持ちにさせられるとは……( ゚Д゚)
 
 
 

・で、印象に残ったあのシーンについて
 
皆で遊んだ後、唐突っていうかいきなりっていうか性犯罪スレスレのタイミングでちゅーしながら福士くんが、「これは●●のちゅー」だかって言うシーン。
最初は「いやいやいや…」ってドン引きしてたんですけれど、繰り返される天丼演出(?)の前に撃沈、大爆笑してしまいました。なんじゃこれ~~~笑
 
 
 

・ネタバレ付き感想
 
全然キュンキュンしませんでした。
 
何故胸キュンしないのか、ということを色々考えてみると、1つには好きになる動機の問題があるんじゃないかと思います。これなら惚れちゃうよね~って納得させきれていない段階で話が進んでいくので、置いてきぼりな感じが強いんですよね。
 
いくら福士くんがかっこいいとはいえ、自分のスカートを引っ張ったりダッシュ体当たりでふっとばされたりなど、嫌がらせをしていた男子生徒の仲間なんです。春奈ちゃんにとってはイヤな連中の1人なんです。謝ってきたとはいっても、普通に考えたらその人に連絡するってことがあるでしょうか。もっと嫌な思いをするとは思わないのでしょうか…。私が仮にいじめられていたとしたら、絶対に連絡しませんけど。
 
案の定困っている春奈ちゃんを利用してチューしてくるわけです。しかもそれを受け入れちゃってるのがどうしても共感できない。。。。
いきなり性犯罪者のごとくチューしてくるような男がいくらかっこいいことや爽やかなことを言っても、落とそうとして言った嘘八百にしか見えないのです。春奈ちゃんがただただ悪い男に騙されているようにしか思えない、これでは胸キュンところか胸糞になっちゃうわけです。
 
というかそもそもキャスティングがどうにも…(笑)。福士くん役はもう少しチャラくてクズに見えた方がいいと思いますし、春奈ちゃん役は可愛すぎて、彼女のセリフと見えている絵面との距離感が酷いことになっちゃってます。なので全く会話に重みを感じなかったです。
どうせならヒロインはちょっと個性派な顔立ちの人にしておけば、「本当にどうしてこんなイケメンが彼女を好きになったんだろう」って思えるのでまだ多少はマシになったような気がします。
可愛い子って基本的にはどこに行ってもチヤホヤされるものだと思うんです。見た目でかなり得しているはずなのに、いじめられている理由が「ちょっと人と話さない暗い性格だから」っていうだけっていうのが、なんだかなぁ…。
 
ラブホのシーンも不思議でした。作品がそれまでに打ち出そうとしていた少女的ファンタジーの中に、それとは全く異なったベクトルの生々しい瞬間が挿入されるという謎のバランス感覚。あのシーン自体は悪くないと思うのですけれど、いかんせん他のシーンとの兼ね合いでかなり浮いちゃってます。でも、その異常さがイイ、という見方も出来るかもしれません。
 
というような感じで、人物の演出に愛情を感じないというか、どうでもいいと思っているのかも。
もしかしたら原作通りなのかもしれないですけれど、それをそのまま映画にするのは、正直見ていると苦痛になってしまいます。何から何まで全てが唐突!
原作は未読ですけれど、この調子では恐らく原作にも大きな物語上の問題を抱えているのではないでしょうか。
 
あと狙いなのかもしれないですけど、BGMも悪い意味でチープで(特にアコギ系のやつです)気になって仕方なかったです。最後に流れるワンダイでもう失笑。志の低さが前面に押し出されています。
 

以上となります。
DO NOT WATCH THIS. IT'S A WASTE OF TIME!