「ピラニア3D」

2010年 
89分
監督 アレクサンドル・アジャ
 
・あらすじ
大勢のバカンス客が押し寄せ、大学生たちがハメを外すアメリカ南西部、ビクトリア湖畔の町。地元の女性保安官ジュリー(エリザベス・シュー)は、前日から行方がわからなくなっていた老人の死体を岸辺で発見する。その死体は、ゾンビのように変わり果て、普通の事故では考えられない残酷なありさまだった。
 
 
・私の評価
☆6.5/10

Yahoo映画の評価 ☆ 7.5/10.0
IMDBの評価 ☆ 5.5/10.0
 

・視聴前にこの映画に感じたこと
本家の方の「ピラニア」は見たことがないので、先にコチラを見るのはどうかなぁ…という迷いはあったんですけれど、たまにこういうパニックホラーを見たい気分だったので強行してみました(*'ω'*)
 
 
 
・視聴中に思っていたこと
 
・セクシー要素が多いので家族では見れない…(笑)
・アメリカって本当にこんなフェスやってるのかしら…ついていけない(笑)
・これって主人公家族には危害こないパターンでは…(ガッカリ)
・ん!?今のってイーライ・ロス!?…ってことはきっと特別な死に様が見られる!(笑)
 
 
・見終わった直後、フワっとした感想
 
と、飛び散る肉片!!阿鼻叫喚!!
サービス精神満点のパワフルな映画でした。全然期待していなかっただけあって、かなり楽しんでみることが出来ました。
ただ、思い返してみると私の好みじゃないなぁ…という部分も多々あったので6.5点です。
 

・で、印象に残ったあのシーンについて
 
海岸から怪我人を救助しているシーン、2人で女性を運んでいたのですが、上半身と下半身が!!(笑)サービスしてくれますね(*'▽')フォ~
 
イーライ・ロスだけにきっと特別な死に様が用意されているんだろうなぁ…と思っていたら!そうきたか(笑)
 
 
 
 
 
・ネタバレ付き感想
 
満足のところと不満足なところがありましたけど、概ね楽しめました(#^.^#)
 
良かったところはやっぱりあの若者のフェスで調子にのって腰振ってたパーリーピーポーがスラッシュされていくところですよね~。まさに地獄絵図になるんですが、そこで色んなタイプの死に様をこれでもかと見せてくるんです。襲ってきているのはピラニアなのに、結構な数の人が人身事故で落命する辺りが、さすがって感じです。特に髪の毛がボートのモーターに絡まるところはひどかったですし(いい意味で)、みんなが避難するステージが海に倒壊していくところも最高でした。まさに阿鼻叫喚!!(笑)
 
3Dで見てたら迫ってくるんだろうなぁ~というショットがいっぱいあったので、リアルタイムで映画館で見れていたら…と思わずにはいられませんでした。そこはとても残念です。
序盤の、ピラニアが襲ってくるの!?こないの!?っていう見せ方のところも割と好みです。
 

不満のところは、安心感があったというか、大事な人が死ななさすぎ…ってところでしょうか。
小さい子供が死ぬのか、生き残るのか、って結構こういう映画の私的なポイントだったりするんですけれど、途中から「あー、死なないやつね、ディズニー的なやつね」ってなっちゃったので、襲われそうになってもヒヤヒヤしなくなっちゃいました。
最初に1番の幼馴染などが襲われたりして、「この子が死んじゃうなら誰が死んでもおかしくない」という緊張感のあるタイプのお話の方が好きです。つまりイーライ・ロス作品大好きです(笑)
 
海に助けに入った黒人の保安官は無残な死に様を見せてくれない、とか、耐性のない人への配慮が行き届いちゃってる作品かなぁ…と思いまして、そこはかなり残念なポイントでした。
 
後はラスト付近、ママが合流してからのシーンは色々と突っ込みたくなる点ばかりで少しノリきれませんでした。
 
ホラー好きがワッショ~イ(#^.^#)と盛り上がるのには最高の映画ですけど、ハラハラドキドキ怖いや胃が痛くなる瞬間を味わいたいなら微妙かもしれません。
そういった意味で最終的に少し物足りなさはありましたけど、総じて良作だと思います。