スペクトル
 


2016年 85分

 

監督 ニック・マシュー

 
あらすじ
異次元の敵が襲来し、戦火に包まれたヨーロッパの街は壊滅状態。この危機に立ち向かうのは、ある技師と精鋭揃いの特殊作戦部隊。未知なる脅威との死闘が始まる。
 

・私の評価
☆4.5/10
 
Yahoo映画の評価 ☆ ---/5.0
IMDBの評価 ☆ 6.3/10.0

・視聴前にこの映画に感じたこと
 
NETFLIXがすごいのは、独自の映画を製作していることですよね。
まさにここでしか見れない、というオリジナリティが魅力だと思います。
今回はそんな中から「スペクトル」いってみました。
 
 
 

・視聴中に思っていたこと
 
・まず死因を調べてみてはどうでしょう
・敵が強い!笑 物理攻撃無効です
・何故こんな場所でこんなすごい武器が作れるのだろうか…あなたはアイアンマンか!笑
・バンバン人が死ぬので、今更何人か死んでも何も感じれなくなる不思議…笑
 
 
 
 
・見終わった直後、フワっとした感想
 
要するに「プレデター」とか「エイリアン」とかそんな感じの雰囲気の映画です。
ジャンル的にはSFスリラーとでもなるのでしょうか。
オリジナル作品ということで低予算映画かな、と思っていたのですが、製作費がかかってそうな画が多かったです。10億では作れないのではないでしょうか、30億くらいかかっているような感じがしました。
そんなこんなで、絵がしょぼいとかそういったことは一切ないです。後は話にノレるかどうかってところなんですが、私はぼちぼち楽しめたかな?
 
 
 
 
 
 
 

・ネタバレ付き感想
 
近未来系SF。でもそんなに遠い未来じゃなくて5~20年後くらい?特に明言されないんですけどそのくらいじゃないかと思います。
会話の内容から察するに、第三次世界大戦が起こってその後世界情勢がやや混沌としている、という状況のよう。そこで世界の警察アメリカが、東欧で社会主義が台頭した国に対して軍事的圧力をかけている・・・というような背景が何となく見えてくる感じです。
 
科学者が主人公なので、話の流れとしては正体不明で無敵の化け物相手に、通用する武器を使って逆転!って感じなんです。
とまぁ王道な話なのでまぁそれなりには面白いっちゃあ面白いんですが…。
まずこの敵側の霊体がとにかく強い。
でも主人公が科学者なので、弱点を見つける、という大きな目標があってどこか冷めた目線というか冷静な目線になっちゃうんですよね~。
途中で鉄に弱い、みたいなことになっちゃうのがあまり良くなかったのではと思います。
「シンゴジラ」のように、追い詰められて追い詰められて、もうダメだこれ…からの~っていう方が盛り上がるし見ていて面白いと思います。
小さい子供が…っていうところも、「でしょうね」ってなるだけでうまく機能していないのでは。
 
せっかく後半に武器作る(あの状況で開発できるというのが理解不能でしたが)シーンがあるのに、いまいち盛り上がりに欠ける感じはありました。
 
あと敵が霧のような存在なので戦いがよくわかりにくかったですね。
 
それとこれだけは言いたい。
「アベンジャーズ1」でも思いましたけど、元を絶てばそれで全部倒せるっていうシステムはどうかと思うんですよね。
 
ということでやや消化不良な1作となりました。