「クレージーモンキー/笑拳」(hulu)

 

1978年 98分
監督 ジャッキー・チェン

 

・あらすじ
興隆は、哲学と修身とクンフーを学びたい、気のいい若者。実の爺さんと特訓修行の為に人里離れたあばら家に引っ越して来るが、肝心のクンフーはポーズばかりで全然身に付かない。そんな中、訓練に飽きた興隆は爺さんに隠れてさびれたカラテ道場の用心棒となる。腕によりをかけ、次々に道場破りを倒していったことから人気は上々。道場は盛り返し、彼も爺さんの薬代を稼げたが、そんな矢先、爺さんは悪逆な政府が雇った殺し屋に殺されてしまう……。
 

・私の評価
☆7.0/10
(東映版は9.0!笑)
Yahoo映画の評価 ☆ 3.75/5.0
IMDBの評価 ☆ 6.8/10.0
 
 
・視聴前にこの映画に感じたこと

huluでは、1つのテーマに沿って映画を集めた特集というものが組まれています。6月6日現在、LGBT特集や藤原竜也特集、トム・クルーズ特集、MARVEL特集等、色々な企画を楽しめます。
そこで今回は『カンフー特集』の中からジャッキーチェンの笑拳をチョイスしました。
この特集で「スパルタンX」「酔拳」「蛇拳」を見ているのですが、本作はジャッキー本人が監督しているという大きな違いがありますね。
ちなみにこの映画は小さい頃に1度見た記憶があって、何故か主題歌をハッキリ覚えていました。
 
 
 
・視聴中に思っていたこと
 
・ジャッキーチェンの肉体がとんでもなく研ぎ澄まされている!
・カンフーの動きが面白くて好きでした。スパルタンXのように本当につまらないギャグをひたすら見せられても一切笑えませんけど、この映画でちょいちょい笑えました。
 
 
 

・見終わった直後、フワっとした感想
 
あれ?楽しみにしていたあのコミカルな主題歌がない…?私の記憶違いだったのでしょうか…。
ということで、あるべきはずのものがない、という妙な喪失感が強く残ってしまいました。
でもカンフーシーンは多くて、総じて楽しかったです。
 
 
 
・で、印象に残ったあのシーンについて
 
修行シーンが最高ですよね。特に8本脚のキリンと鳥の唐揚げを巡る攻防戦はさすがでした。これが見たくて見てる、と思わせられちゃいますよね。
 
ラストの戦いは言わずもがなでしょう。笑拳、哀しみの動きが最高でした。
 
 
 
・ネタバレ付き感想
 
で、その後色々と調べたんですが、あの主題歌はDrスープなる人たちが歌っているもので、東映版という日本独自のバージョンでのみ聞くことが可能ということだそうです…。
早速youtubeで検索してみるとありました!
そうそう、これが聞きたかったんです。朧げな記憶ではありますが、確か最後の戦いの最中にかかってたと思うんですよね…それともスタッフロール?
とにかくこのhuluバージョンではなく、日本版を改めて見たい、という気分になっちゃいました。
記憶補正もありますけれど、東映版は9点、オリジナル版は7点ということにしようかと思います。