今から18年前の話です。

わたしがかつて露天商として輸入雑貨や衣料品を移動販売をしていたころ

3年間販売スタッフをしてくれていたベイビーことオリビアはアフリカ・ガーナの人、

クリスチャンでまじめな彼女とは家族のように親しくしていましたが、

わたしに子供ができてこの仕事をやめることになり

彼女は別の仕事(工場)を始めまました。

仲の良かったパートナーのフランシスは

ある事情で精神を病み強制送還になりましたが

残されたオリビアは、国で待つ家族に仕送りをするために

昼も夜も仕事を掛け持ちして働いていました。

「電車の乗り替えの階段がきつい」

とこぼしていた彼女は、ある日その階段から落ちてしまいます。

右足を痛め、すぐに整形外科へ行きましたが

神経がびりびりすると訴えても原因がわからない。

わたしの通っていた鍼灸院やマッサージにも連れていきましたが

なかなか治らず、とうとう歩けなくなりました。

保険もないので医療費もかかる。

当時、子供服のお店を開店したばかり、

頼りのわたしも助けてあげることができません。

そんなとき、ある本を読みました。

ルイーズ・L・ヘイ 著書「ライフヒーリング」


そこに書いてあった項目に

「右足のけが=前に進めない。仕事に行くことがいやだと思っている」

そんな「意味のようなことが書いてました。

そのことを彼女に伝えても、笑ってこう「いうだけでした。

「ヒロミ、私は日本にお金を稼ぎに来たの。

わたしは仕事に行きたい。

仕事に行かなくてはアフリカで待っている家族に顔向けができない。

そんなばかばかしいこと絶対に信じられない」


首を振りながら笑って、とりあってくれません。

そのうち、1年間も仕事を休んでしまい

1年間の生活費と医療費、3年かかって貯めた貯金をすべて使い果たし、

かわいそうに手ぶらで故郷へ帰ることになったのです。



1999年 オリビアの家族と   ガーナ・アクラにて 



ある日、アフリカから元気そうな声で電話が入りました。

足の具合は?と聞くと彼女はこう答えました。


「それが、アフリカについた途端、治ってしまったの」


その時、確信しました。


彼女の魂は故郷に帰りたがっていた。

潜在意識、体からのメッセージをあの時、受け取っていたら

きっとお金と時間を失うこともなかったでしょう。

このことで確信し、わたしが今の仕事を始めるきっかけになりました。


あの時、わたしがもしこの仕事をしていて

もっとこの潜在意識の世界のことをよく勉強していたら

助けてあげられたかもしれない、と。

今もそう思います。

だから今、たくさんの人に伝えたいのです。



12月23日、ヒーリングパラダイス

ここにはたくさんの愛のサポーターがいます。


そして癒しを必要とする人にあなたも教えてあげてください♪

http://bluelotasmagic.ti-da.net/e5717262.html