※2008年 過去エッセイより  

「あなたは非日常的な仕事をしていくといいよ」

2001年、東中野でサロン始めたばかりの頃

セラピストの仕事か露天商の仕事か、どちらにコミットしようかどちらつかずで悩んでいたころ

ある方にリーディングしていただいたときの言葉が今でも響いている

西洋占星術も東洋占星術も統計データでそのことがシンクロしていた

2足のわらじを履きながら、沖縄にくる前まで対極的な2つの仕事をしていた


「あきっぽい」「長続きしない」「変わり者」という欠点は


「変化を好む」「流動的」「個性的」という長所に反転する



わたしは1987より輸入販売を路上で始めた


最初はスポンサーが出資して、ブティック経営をするつもりで

勉強のために委託販売から始める予定だった

アンテナとしても人の多い場所でリサーチしようと思っただけだった


初めて新宿の路上に立ったとき、体を突き抜ける稲妻のような衝撃を感じた

「天職だ!」

今までやってきたことはここにくるためにあったのだと、その時は確信した

そして路上だけでなくキオスクやデパート、お祭りやイベントなどで

品を替え場所を替え、ありとあらゆるモノを売るために、世界中を旅した

韓国シルクから始まり、エスニック、ステージ衣装、なんちゃって商品まで

それはポリシーがないようで、わたし的にはあった

珍しいもの、楽しいもの、キラキラするもの、人の喜ぶもの、そして誰も売ってないもの、、、

自分の好きなことをしながら自由に飛び回り、お金に不自由することもなかった


時は流れ、出産を機に転換期がやってくる


非日常から日常へ、、、

わたしにとっては初体験の別世界に突入!

葛藤の中、精神世界に辿り着く


今のわたしは子供を育てながら育てられ

今もまだその過程にある。。。


子供のためにも何度も路上の仕事をやめようと思った

それはイリーガルで不安定な仕事でもあったからだ


思い立ち輸入子供服のお店を開店するも、人まかせ

当時は普通に生活している主婦層がこわかった、、、


そのたびに人を介してメッセージがくる


「あなたはジプシークイーンですよ」

それを忘れてはいけないと


あるとき、大きな事件が発生する

それは1日でできた400万円の借金だった。

たまたま貸した車も廃車の事故に巻きこまれ

口も聞けないくらいに落ち込んだ。

八方ふさがりとはこのこと。

またまた転換期が来たのかと思った。

そろそろふつうの生活をしろということか、、?

そのとき2人のチャネラーさんに同じメッセージをもらった。

Sさん 「あなたはジプシークイーンですよ、やめるなとあなたのガイドは言ってます。」

Nさん「大丈夫、あなたには火事場のくそ力が残ってるそうだよ」


わたしは3年かかって週末にお祭りを廻り、その仕事を続け

ようやく借金を返した。


そして沖縄に来ることができたのだ。





そういう意味ではイベント企画も自分の天性といえるかもしれないと

今ようやく気がつく

ステージがシフトしただけで、やっていることは変わらない


すてきなこと、楽しいこと、ワクワクすること



それを紹介しているだけなのです

「商い」は「あきない」

お金のためにやるとどうしてもあきてくる


自分の楽しみのためにやると、それは天職になる


夢を売る商人であり続けたい


そして今は年に1~2回になってしまった海外への旅の代わりに


今はヒプノセラピー(前世療法)で次元旅行の旅のお供をしている


それは日常でありながら、非日常 

そしてもっと奥が深い