わたしたちが沖縄に海を越えて移住してきたときは
知り合いはほとんどいなくて、不安で心細いスタートでした。
2007年3月末に家と3つのお店の引っ越し
4月9日新月にアイランドジャム沖縄OPEN。
届いたお祝いの花はたった一つ。
それはとてもとてもうれしかったけど
誰の目にふれられることもなく散ったことがなんだか悲しかった。
開店から2週間近く、誰も来ないガランとしたお店で
吐き気をこらえて、横になっていたのを覚えています。
ストレスや不安で体調をこわし、持病の胃痛もピークに達し
水を飲んでも吐いていました。
プチうつを体験したのだとあとで気が付きました。
頭ではわかっているのに体が動かない
やる気があるのに進まない
ガンだったらどうしよう
このまま死んだら、家族はどうなるのだろう
お金も使い果たして生活はどうなるのだろう
さみしい!東京に帰りたい
そんなネガティブな不安を口に出したら、
ますます弱くなって、
現実になってしまう気がして
自分に負けた気がして
誰にも言えなかった。
プライドが高い
弱音がはけない。
助けてと素直にいえない、
それがわたしの強さであり弱さでした。
病院嫌いだったわたしは
東京の友人たちに遠隔ヒーリングを頼んだり
来たばかりの沖縄をあれこれ探して
いろんな代替療法を試したものの
すぐにぶり返す、痛みや吐き気に我慢しきれず
10年ぶりに病院へ行ったら「十二指腸潰瘍」が見つかった
な~んだと思ったらすっかり完治!(1回しか行ってない)
それからのわたしは
とにかく人脈をひろげようと
当時やっていたMIXIで沖縄関係のコミュニティに入りまくり
自分でもコミュニティ「沖縄スピリチュアルNET」を「作り
友達を募集したり、情報を発信したりかき集めたりして
コツコツとあちこちの瞑想会やワークショップに参加することから
人脈作りを始め、友人の協力もお願いし
ついには自分たちでワークショップを開催する事にたどり着いたのです。
初めてのワークショップは忘れもしない2007年5月26日、
アロニナニさんのマナカードワークショップ、
なんと20名近くの人が来てくれました。
開店からわずか1か月半後の出来事でした。
それからは沖縄スピリチュアルNETを中心に活動し始めました。
ワークショップは出逢いの場
同じような目的や価値観の人が集い、
新しいご縁がつながる場所
やる気だけでは空回りしていたことが
こうした発想の転換と場を作ることによって回り始めたのです。
今ではこの7年間で130回以上のワークショップを開催するようになりました。
誰も来なければ、来るようにすればいい
誰も来なければ、自分から行けばいい
やる気だけでは進まない。
進むためのアイデアを形にすることから始める。
努力とは、苦手なことをがんばることではない
楽しいことをするためにワクワクを積み上げていくこと
もしうまく進まないときは、ワクワクで方向転換していきましょう