韓流時代ドラマにハマるうちに

むかしお世話になった明洞アジマの声が聞きたくなって電話してみたら会いたくなった。

札幌から沖縄へのチケットを購入する際、

ふと札幌からソウル経由で帰ってみたらどうか?という発想から調べてみると

Tway(ティーウェイ)という聞いたこともないLCC航空便が飛んでいることを発見。

調べてみると札幌~ソウル~那覇で27800円

http://www.twayairlines.jp/

成田経由と差額はたったの5000円。

ピーチ航空の沖縄~ソウル便も就航されて

これから近くなる韓国へ13年ぶりに訪れることになったのです。

LCCをうまく使えばこうしたジプシーな旅のプランも自由自在!

今回のテーウェイは沖縄からの発着もあって意外と快適でしたよハート



書きかけで放置してある路上で学んだ心理学シリーズにも書いたように

1987年に 釜山~慶州~大邱~ソウルとセマウル号に乗って廻ったのをきっかけに

韓国買い付けの旅が始まった。(シルク商品からスタート)



3回目のソウルで新しいヒット商品と出会うも

お金を使い果たし借りれないかと知人に電話してコーリャンクラブの女性を紹介してもらうも

なぜかいつのまにか彼女のクラブのホステスを手伝わされて、

当時は珍しい日本人女性は大モテ?!


(これは今回ヒットしたコスプレショップの写真)

言葉がわからない大学教授とVIPルームでの筆談でがんばって接待?してみたり

(韓国人にチップをもらった最初の日本人だと思う)

過去生はまちがいなく妓生(キーセン)だったかも・・?



「韓国人にとって日本人の愛人を持つことは最高のステータスなんだよ」

日本語ができる紳士なおじさまはそう言った。

客層はよかったけどなぜホステスさせられてるんだろう(;'∀')

2日目になっても貸してくれるようすもなく、ただ集客に利用されてることに気づき逃げ出し

明洞にあった地下街のお店の前を通りかかったときその不思議なオーラに足が止まりました。

謎のブランド商品と謎のほほえみにくぎ付け

今回はお金がないから次回ねという初対面のわたしを信用し

20万円以上の商品をポンと貸してくれたことから、ビジネスパートナーとして長いおつきあいとなり、

「人を喜ばせること」 「笑いを取ること」

商売スピリットについていろいろなことを教えてくれた大恩人です。


(キーセンとマーマー?!)

当時はホテルのスイートルームが一夜にして倉庫になるくらいの商品を買ったとか

人間がすっぽり入るくらいのバッグを何十個もトラックで空港に運んだなど

思い出話に盛り上がりました。

洋服やバッグやアクセサリーや時計など

毎回500万円くらいの商品(2~300キロ相当)をハンドキャリーで持ち帰りがーん

今考えるとこわいものなしの若気の至り(20代)でしたが

当時はそんなにうるさくなかったバブル全盛期の時代の話、ご勘弁くださいベー



ここはソウルの銀座か新宿か、の明洞(ミョンドン)

今やコスメなど美容関係が大流行、

フット&整体サロンやエステサロンや占いカフェなどがずらり

家賃が高い=外資系ショップが多いせいか料金は日本とさほど変わらない。

昔はマッサージといえばアカスリサウナかホテルに呼ぶ日式あんま師のみ。

あなたは先見が10年早いですね、とアジマに褒められた。

(ということは10年後はヒーリングが大流行してる・・?)

大好きなホットストーンを試してみたけど背骨ゴリゴリ当たって痛かった・・ぐすん

マッサージはテンポも速くて上手だけど強モミがあわなくなってる。

今と昔、わたしの体質が変わってたかも。




ソウルを初めて訪れたころは、まだボッタクリ系の白タクが街を横行し

チリチリパーマ(男性はヘルメットのような髪型)が流行って?て

若い日本人女性が珍しくてジロジロ見られました。

あれから50回以上仕事オンリーでしたが今回は街をゆっくり見物できました。

白タクから黒タクへ、今ではピンクやオレンジのタクシーも走ってました。

1000ウォンの色がピンクからブルーになって、5万ウォン札もできて浦島太郎状態(;'∀')

物価もデフレの日本と同じくらい高くなってる気が。

価格差が少ない=観光客の減少ともつながっていると思います。

今回、金運財布を作ろうかとサンプル少し買いましたが

安いものはすべてMADE IN CHINAでした(;'∀')

KOREAがんばれ!

アジマもいつまでも元気でいてほしい

そういえばむかしクレイジーケンバンドのケンさんのオーダーで

「ケンチャナヨ」というハングルの刺繍入りのニット帽のオーダーを200個お願いして

「ケンチャナヨ」なんて売れないからと

勝手にロゴを消されて信用を失った苦い思い出を思い出した。

そういえばあの時、クレームを言ったら「ケンチャナヨ(大丈夫ですよ)」と返されたベー

(おそるべし韓国気質)

というわけで財布のオーダーはバリ島にお願いすることになりそう(バブルなので景気がよくなるかも)




やっぱり今の売れ筋は韓流ドラマでしょうか!



明洞地下街の謎ブランドバッグ屋のアジマは息子の飲食店でラーメンを作り

顔なじみの洋服屋アジマのお店も韓流ショップに変身

わたしはセラピスト&講師業・・・

最後まで何の仕事か理解されなかった(;^ω^)




なんとユニクロは高級ブランド?としてビルまで建っててびっくり



仁寺洞(インサドン)というアーティストの多い街にも連れていってもらいました。

アジマ曰く「陶芸家のような服を着た人たち」がゾロゾロ

なぜか うさとの服っぽいファッションがセレブのトレンドらしく

この地区でスピリチュアル系のお店やったら流行りそう。

エネルギッシュなイメージの韓国には珍しく静かで上品な佇まいに癒されました。




昔から変わらぬもの、それは南大門市場でした。



子供服の買い付けなど、かつては目をつぶっても歩けるくらい通ったけど

日本からのバイヤーが激減したせいか昔と比べると活気がない気がしました。

景気が悪い→仕入れができない という循環か商品が変わり映えなく高年齢化。

ここを工夫すればいいのにといろいろよけいなことを考えながら

慣れた道をブラブラしながらふたたび明洞に辿り着く。





宮廷料理や韓定食は2名からで断念、釜飯定食は1500円で豆腐チゲもついてておいしかった♡



今年はなぜか台湾を皮切りに、バリ島やイスタンブールなど

むかし買い付けの仕事で通ってた場所へと再び導かれています。

時代の移り変わりを街や人のエネルギーで感じ

目に見える世界が違って見えました。

物質的なものから精神的なものに興味の対象が変わったせいかほしいものがない。

そしてなぜか言語コミュニケーションがうまくいかなかったのは

わたしの価値観と世界観が変わったからだと思う。

そういう意味でも今回の韓国はいろいろ考えさせられました。

わたしのミッションの中に「両極をむすぶ」というのがあるからかも。

実はポルトガルツアーを変更してソウルツアーにしようかと思ったのですが

旅の企画はスペシャル&オリジナルでありたいという意味でのインスピレーションがまだ降りてこない。


個人旅行としてはおすすめできるけど

ツアーの企画に求める癒しという意味ではここではないと感じたのです。


たまちゃん、声掛けしたのにごめんなさいぐすん

謎のブランド屋はこうしてオリジナル志向になりました




空港へは地下鉄が早くて便利、仁川空港へは40分くらいで着きます。



今回宮殿には行きそびれたけどこの行列に韓流ファンとしては萌えましたラブ



今度は女官に挑戦?!

なんと空港でも無料コスプレサービスしてましたキョロキョロ

最後の最後まで楽しませていただきましたアップ



王妃バージョンはチョナと一緒の時に取っておきます(笑)

(出会ったころのSAKIの髪型はこんな感じ)



11日ぶりの沖縄。

北海道では胃袋をわしづかみにされ

韓国では肉体をわしづかみにされ(イタタ)

沖縄の夕陽にをわしづかみされながら自宅に帰ってきました


空港からすぐの沖縄の母に送っていただきながら元気いただきました

日本中~世界中、どこに行ってもなじんでるような浮いてるようなわたしですが

人のつながりややさしさに恵まれていることに感謝


旅の途中で出会ったみなさまに心からありがとうハート

沖縄はわたしにとって世界一のパワースポット


昨夜はゆっくり休んでイサンの続きDVD観ました(笑)

今夜はさとう式リンパケアで青アザになった体のもみ返しを治してもらおうっと♡