あれはちょうどおととしの今頃だったでしょうか、、、
わたしは出張ヒプノスクールで東京に行っていました。
それは雪の降る寒い夜でした。
中野の友人のKちゃんの家に泊めてもらってましたが、
その夜はなかなか寝付けませんでした。
明日も講座があって早く寝なくてはと少しあせっていました。
明け方の4時~5時くらいだったでしょうか?
少しうとうとしはじめた頃に、隣の部屋で寝ていた友人がむっくり起きあがるのが見えました。
彼女も寝れなかったのかと話しかけました。
「起きたの?昨日眠れなくてさ、、」
すると彼女?は四つんばいになってわたしのふとんの周りを駆け回り始めました。
「アハハ、アハハハハ、わたしもよ、わたしもよーっ」
大口をあけて高い声で笑いながら、まるで座敷犬のように、、いえスフィンクスのように
顔だけ友人であきらかに別のモノでした。
その瞬間わたしはしまった!と思い
あわててふとんにもぐり、見なかったことにして無理やり眠りについたのです。
久しぶりに、3,5次元に迷い込んでしまったようで、朝その体験談で妙に盛り上がりました。
(もちろんKちゃんではありません)
翌日は、別の講座で目黒のほうへ移動し、別の友人のサロンに泊まることとなりました。
(ジプシーしております)
他の友人とも久しぶりに会ってお茶してたらすっかり暗くなり
何度も教えてもらったのに、方向音痴で迷ってしまいました。
そこは住宅街、同じような家が並んで路地がたくさんありました。
引き返そうかと思ったとき、道路工事のおじさんが路地にポツンと1人立っていました。
「すみません、お尋ねしますがダイエーはどちら方向ですか?」
目印の方角を聞くと
「そこをずっとまっすぐ行って、突き当りを右だよ」
そのおじさんは指を指して教えてくれました。
お礼をいい、暗い夜道を戻りながら、ふと今朝の不思議な出来事を誰かに話したくなり
しょっちゅう物の怪を見てる?!お友達の沖縄のかみんちゅのPさんに久々に電話しました。
「いや~~ひさびさに変なものみましたよ~~」
とにかく、明るい声で気持ちを紛らわそうと思いました。
「Pさんはいつも視えてて、大変ですね」
足早に歩きながらおしゃべりして、まっすぐ歩いていると、
さっきより大き目の工事現場にたどり着きました。
(来る時はなかったような、、)
目の前に工事のおじさんが立ってました。
どこかで見たような、、、それがさっきのおじさんだとわかるまで時間がかかりました。
「わかったかい、そこを右だよ」
あ、はい、ありがとう、、、て、なんでここにいるの?!
そこは1本道で 誰も通り過ぎた気配はないのに、、
わたしは後ろも振り返らずさらに足早に通り過ぎ
「き、聞きましたか、今のおじさんの声」
「誰?」
「工事のおじさん、、、
あれっもしかしたら高次のおじさんだったりして!」
ほほー、迷いこんだみたいだね、とPさんは笑ってました。
高次の存在でよかった。
そしてPさんと電話中でよかった。
おやじギャグでオチがついた→落ち着いた
この不思議話は終止符を打ちました。
アチラの世界が視えてしまう人
霊がそこにいるんじゃなくて、自分のアストラル体がそちらに迷い込んでるだけなのです
気がついたらすみやかに戻ってきましょうね♪
今ここの世界に。
みなさまも雪の夜道を歩くときは気をつけてくださいね!
(って沖縄だし?!)