お世話になった・・・・・・ | The Key of Midnight

お世話になった・・・・・・

せっかく勉強のほうが順調になってきたと思ったら、残念なことが。


自分が今までお世話になった方が、引っ越すことになりました。

その人に直接勉強を教えてもらっていたわけではないのですが、受験に当たって重要なことのほとんどはその人に教わってきました。

勉強方だとか、受験科目だとか、現実との折り合いのつけ方だとか。

東大を受験することを決断したのも、その人のおかげですし。

今のままではまずい、ということを教えてくれたのもその人で。

でも、決して部活やサークルは止めろとは言わなかった。

加えて、ともすれば焦燥感にかられて闇雲に走り出してしまいかねなかった自分に、余裕や楽観的な思考を与えてくれたのもその人。受験は辛いものだという先入観も取り除いてくれましたし、周囲に流されず自分のペースを確保できたのもその人のおかげ。


でも、その人は4月からはいなくなってしまうそうで。それを聞いて初めて、どれだけお世話になっていたかに気づかされました。

この人がいなくなっても、自分は目指すものを失わないでいられるのか。


・・・・・・きっとまた迷うことになるんだろうなあ、と自分の弱さも実感しました。

やっぱり、何事もそんなにうまくはいかないものですね。




・・・・・・また少し、思い返して。

その人との関係は、ドライなものだと割り切っていました。

私情は挟まない。ただ、「目指すもののために頼る」「合格させるために教える」という、互いの利害の一致があるだけで。でも、そんなわけがなかった。・・・・・・実は、その人はかなり自分のことを気にかけてくれていたんだなあ、ということ。自分はその人のことを本当に信頼して頼りにしていたのだなあ、ということ。

そして、自分が意外にショックを受けていること。


辛い、ですね。