TBS「白夜行 第一話」(ドラマ)
原作を読んでからほとんど間をおかず、ドラマの第一話目を鑑賞。
もう、完全に原作とは別物。
時代設定が20年近く違っていたり、原作にはないキャラクターが出てきたり、冒頭にラストシーンを持ってきたり、というのはまだいいのですが、
二人の心情がしっかり描かれて、さらに二人が出会っているシーンがある。
このおかげでかなり印象が違います。
その二つがないからこそ、原作は深い余韻を残すものになっていたのだと思うのですが。
まさか、始まってすぐ出会いのシーンを見せられるとは。
しかも、キャッチコピーなどにもあったとおり、恋愛ものになっているんですよね・・・・・・。
原作の亮司と雪穂は、「共生関係」にはあっても、恋愛が絡んでいるかと言われると、そうなのか? と首を傾げてしまいます。
他にも、幼少時代の亮司が全然イメージと違ったり、二人の暗さや強さ、というのが若干弱くなっていたり・・・・・・。
二人の心の中が描かれていることで、少し冷めてしまいます。
幻滅、と言うほどでもないですが。
ドラマはドラマ、原作は原作と早めに割り切ってしまったほうが楽しめそうです。
ドラマ単体で見れば、割と良くできていると思うので。
今後の展開も、いったいどう持っていくのか気になります。
いっそのこと、これ以上に思いきり原作から離れた話にしても良いかと。
また、キャストですが、武田鉄矢が演じる笹垣は特にぴったりきますね。適役だと思います。
「目にみえとう事実かて真実とは限らへんで」
この台詞が、妙に頭の中に残って離れません。
亮司、雪穂役の二人も、最初は少し違和感がありましたが割と良いと思います。ただ、幼少時代は・・・・・・。まあ、そこは仕方がないですね。
第二話はそのまま原作の第二章に当たる話だと思われますが、今回ほとんど登場しなかった主人公二人の演技に期待したいです。