ノスタルジー | The Key of Midnight

ノスタルジー

ノスタルジー(郷愁)を感じさせるような小説や絵が、とても好きです。

なんとなく、そういった作品をまとめてみたい思いにかられたので、

特に今日は読了本もないですし、いくつか紹介してみようかと。


加納 朋子
ななつのこ
加納 朋子
沙羅は和子の名を呼ぶ

とりあえず、郷愁といったらこの二冊は外せないのです。

まず、何より先に目を引く表紙の菊池健さんのイラスト。

この二つのイラストは菊池さんの絵の中でも特に好きで、ついつい本棚から取り出して眺めてしまいます。


あと、同じく表紙イラストがとても好き、という作品で、

恩田 陸
月の裏側

恩田陸さんの「月の裏側」。

これは、表紙だけでなくストーリーも、何故か「懐かしい」と感じる作品。

何がいいのか、と言われても説明に困るのですが、とにかく雰囲気が素晴らしいです。

同様に、ストーリーから郷愁を感じる作品で、こちらも。


恩田 陸
球形の季節

同じ作者の作品。「月の裏側」と並んで、雰囲気が懐かしい。どこかで見た風景、というわけでもないのに。

他にも、

恩田 陸
麦の海に沈む果実

などもそうです。

また、先日直木賞を受賞した朱川湊人さんの、


朱川 湊人
都市伝説セピア

「ノスタルジック・ホラー」とでも言うような作品で、特に「アイスマン」「昨日公園」の二作は傑作です。

内容だけでなく、装丁もいい。


・・・・・・他にも色々あるのですが、一応ここに挙げた六作は、内容・表紙ともに「郷愁」を感じるような作品で、しかもどれも9点以上という点数をつけたもの。

「郷愁」という感覚がどこからくるのか、不思議でたまらないのですが、

個人的に、「感動した」とか「驚いた」とかとは、全く別の感じに思えます。

尤も、「感動」と「驚き」も全く違う感覚には違いないのですが。

見たこともない風景を懐かしいと感じる、それは何故なのか。

そもそも、懐かしいという感覚自体、どこから来るものなのか。

気になります。

本当、何なんでしょう。