東野圭吾 「超・殺人事件―推理作家の苦悩」
- 東野 圭吾
- 超・殺人事件―推理作家の苦悩
新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。
どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる―。
発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。
意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。
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先日に引き続き東野圭吾さんの本。本日読了。
今まで読んだ東野さんの作品とは全く作風が違いますが、たまにはこういうのも良いですね。
思い切り笑わせてもらいました。
一つ一つの話が短く、またテンポも良いのですぐ読めてしまいます。
どれもしっかりと落ちがついていますし。
個人的には、森博嗣に喧嘩を売っているのか? というような「超理系殺人事件」、
京極夏彦や二階堂黎人に喧嘩を売っている? 「超長編小説殺人事件」、
そしてあらすじにもある「超読書機械殺人事件」の三本が特に笑えました。
最近の(といっても発表は結構前ですが)ミステリ業界を思いっきり皮肉っています。
こんな小説を堂々と書いても良いのか・・・・・・? と思ってしまうような内容。
軽く何か読もう、という時にいいかもしれません。僕は結構気に入りました。
7点です。