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カラマーゾフの兄弟〈下〉 (新潮文庫)/ドストエフスキー

¥860
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これは非常にレビューしづらい。もう一回読まないと。
上巻を読み始めてから早1年。他の本に浮気をしながらもやっと読み終えました。なんかよくわからんけど凄く感動したというのが率直な感想。あとがきは読んでません。
まだこの本をレビューできるようなレベルに達していないのであとはメモ程度に。
・下巻がいちばんよかった。
・ミーチャは有罪を言い渡されるも、イワンやアリョーシャ、カーチャの取り計らいで脱走する(してないけど)→誰も人を裁く(赦す?)ことはできないという大審問官の中にあった話に通じているのか。
・父親の愛を受けて育ったイリューシャと、父親としての義務と責任を一切果たしてこなかったフョードルの子どもであるアリョーシャとの対照的な関係。
・スメルジャコフの人格(スメルジャコフまじでこわい!)
・なぜ最後の締めがイリューシャの葬式の話なのか。
カラマーゾフの兄弟はみんな愛すべきキャラクターだった!
くっすん大黒 (文春文庫)/町田 康

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町田康が紡ぎだす不条理世界。
読んでいてやっぱりこの人の文章はリズミカルで心地よいなあと思った。
「くっすん大黒」も「河原のアパラ」も、人生の転落期を終えたような男が主人公で、もうこれ以上上がりようもないし下がりようもない生活が描かれている。
男はあくまでも繊細で几帳面なのに、有り得ないところで大雑把な行動にでたり、とんでもない事件に遭遇し、残酷な体験をし、ふいに涙が出るほどの、吹き出して止まらなくなるような笑いに包まれる。
そういう無意味というか虚脱した笑いって、ドラマとかで、ものすごく悲しいことがあった主人公が「んふふふふ、あははははは」みたいに笑い出すのに似ている。
人間にとっての狂と静は紙一重なのか、と思った。
亀を爆発させたり、猿を茹でたり過激すぎる事件が勃発するのに対し、
登場人物はみな飄々としている様は、なんだかぞっとするけど、慌てなければいけない状況に陥ったとき、変にメタ視点に立っている自分に気付いたりすることって案外あるかもしれん。
笑わせられるところもいろいろあってすぐに読み終えた。