high and dry(はつ恋) / よしもとばなな | 無題

無題

いろいろと

High and dry (はつ恋)/よしもと ばなな

¥1,260
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☆あらすじ

生まれて初めて、ひとを「好き」になった瞬間を、覚えていますか?
14歳の少女が恋をした。ばななワールドの新たなる幕開け、心温まる永遠のファンタジー。

☆感想

一気に読めちゃう本なんだけど、忘れてて何度も途中途中から読んでいたので、
あんまり話のまとまりをつかめなかった><

でもはつ恋のきらきらした感じはすごく伝わってきた。
14歳ぐらいの時、親の前の自分と違う自分を誰かに見せているっていうことに引け目を感じたりしていたことを思い出した。
成長することへの戸惑いっていうか、たぶんそのころからこどもの頃を懐かしく思う気持ちが芽生えてくるんだろうなと思う。
まだまだ子どもなんだけど、十分自分をでっかい枠の中で考えられる思考力が備わってきている。
だからこそもどかしい。

自分が一人の女性になろうとしていることに気付く時、
お母さんも一人の女性であることに気付く。

たぶん私がそれを知った時はこの子みたいに切ない気持ちや悲しい気持ちになったんだろうな。

こういう人間の変わり目を描くにはどうしたらいいんだろう。
どうしてその時の気持ちに返れるんだろう。

確かにこの主人公は大人びているけど、やっぱり14歳なんだよね。
そういうのを表すってすごい難しいことだろうなー。


小人とかそういう話はいつものばななさんの話なんだけどね!

そしてよしもとばななの小説にはやっぱり悪い人はひとりも出てこない!
本当に根性の悪い人間は描きたくないってなんかのテレビ番組で言ってた気がするけど、
「描きたくない」から描かないで、描かなくてすんでいるのがすごい。