お巡りさんに言われた通り、線路沿いをまっすぐ歩く。
2度のハプニングから学習した私たちは、車の気配を感じたら民家に入るふりをしようと約束。
私は携帯の防犯ブザーをすぐにならせるようにし、につはしは110にすぐにかけられるように待機した状態で歩きました。
たとえタクシーでもマンションのエントランスに入るふりをしたりして頑張りました。
ところが
am3:30
ハプニングはここで起こった。
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向こうから1つのランプが近づいてくる。
私「あれさ、自転車だよね?」
につはしは目を凝らす。
私「自転車だよ……ね?」
につはしは私の肩を掴む。
につはし「あれ、自転車じゃない」
「あれ片目しかついてない車だよ」
ぎゃあああああああああああああああああああああああああ
スモークだし、セダンだしぜったいヤバいやつだよあれえええええ!!!!
しかも逃げ込めそうな民家がねえええええ
私たちが物陰に隠れると不審車は方向変換しライトらしき光が無くなった。
私「もう行っちゃったかな?」
につはし「ちょっと見てくる」
あれ? これってもしかして死亡フラグ?
私は半泣きでにつはしを呼び戻すと、につはしはダッシュで戻ってきた。
私「ななななんあなに何何!?」
につはし「行っちゃったんじゃなくて向こうの曲がったところでエンジン消してるぅううううー、しかも中にまだ人いるうううう」
いやあああああああああああ
もう完全にちびり気味で私たちはコの字の道に身をひそめました10分くらい。
こっそり来た道を覗くとその車は何度も何度もUターンして戻ってくるんだもん!!!
絶対探してるよね!被害妄想じゃないよね!!!いやああああ
って気分だったけど、駅も遠いし、いつ見つかるか分かんないしでとにかくその魔のコの字の道路から抜け出そうと、私たちは死に物狂いの全速力で駆け抜けた。
左側を見ると身の毛のよだつような雑木林が。
今までにないくらいのスピードで駆け抜け、もう線路沿いはやめようと誓い。大通りへ出ました。
私「死ぬかと思った死ぬかと思った!!!!!!!!」
につはし「生きてて良かった生きてて良かった!」
私「私もう絶対夜道歩かない!一人旅なんてしない!!!!」
につはし「絶対しない!明るいところしか歩かない!!」
私「まじで夜死ねよおおおお!!!朝日ー朝日ー!」
につはし「早く太陽よのぼれー!!!!!」
はい。こんな感じで当初の目標は変更になりました。
とりあえず人に会いたくて、目に付いたすき家に逃げ込みました。
まじ、あんなにすき家が天国に見えたのは初めてでした。
しばらく休みと足がめちゃくちゃ痛いことに気付きました。
やっとのことで腰を上げて早く日が昇ることを祈りながら歩きました。
AM 5:00
私たちに希望の光が……!

恵みの太陽じゃああああああ!!
痛む足を引きずり歩道橋にのぼる。

なんという絶景。
というか生きてて良かった。
生きるってすばらしいと感慨に浸りました。
それでも私たちは江ノ島まで行かなきゃならんのだ!!!!!
自分に鞭打って進む!
パート3へ続く!!!