ハネムーン/吉本ばなな | 無題

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いろいろと

ハネムーン (中公文庫)/吉本 ばなな

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もうばななさんの作品は読まないぞ!って言ってたのに結局読みました。
最近文字が小さいor表現が固いorページ数が多いような本ばかり読んでいたので、
(ゼミの関係もありまして)すらすらっと2時間ぐらいで(遅い!?)読みました。

☆感想☆

回復していく人間、元通りに戻ろうとする力はすごい。
「苦しみはやってきたのと同じ道のりで淡々と去っていく」という文に惹かれた。
私がどんなに幸せでも、どこかで誰かが殺されていたり、遭難したり、病気になったり、餓死したりしている。
可哀想でやりきれないと思うのに、自分にとってそれは遠い所の出来事に見えてしまう。
それが良いことなのか、当り前なことなのか、仕方ないことなのかはわからない。
でも、確実にそれは起こっていて、それを知っているぶん私たちはやっぱり私たちの速度で、ゆるさでいいから生きなくちゃいけないんだろうと思った。
そういう自分とはかけ離れた人たちのために、というよりも、なによりも自分のために。