「独身税、結局始まるか・・・」


「独身者はゴミのようだと言いたいのだろうよ」


「それでも支持率が高いってのは、皆おかしくなってるのかねぇ」


「アホな政策しか考えつかないのか?戦争を知らないナショナリズム、なに考えてるんだよ?誰が好き好んで独身でいると思う?妖怪の親がしゃしゃり出て全部台無しにする家庭環境の場合は、妖怪の親を抹殺、無条件刺殺を許可にしろよ」

出典︰『絵本百物語』

「君が、誰かの代わりに妖怪の親を選んだのが、そもそも間違いだったのだよ。生まれの不幸を呪うがいい」


「なんだよ。ちょっとは、同情してるのかと思ったのに」


「同情?フッ。君を笑いに来たのだよ」

出典︰『妖怪絵巻』

「妖怪の親なんかさっさと死ねばいいんだ!今すぐボイラーを密閉して、木っ端微塵のバラバラにしてやるッ」


「ミンチよりひでぇよ。まあ、まあ、落ち着けよ」


「妖怪の親が忘れても、いじめられた身は忘れはしない!交際女性を紹介したら、彼女が元警察官ってだけで、猛烈に反対。あれはダメ、これはダメ、気に食わないだのなんだのぐちゃぐちゃ言っては聞く耳もたず。2人目に紹介した女(ひと)も、ぐちゃぐちゃ言ってこれまた聞く耳もたず。3人目も同じ。結局破局して、それからは自分には二度と無理だと諦めたよ。彼女たちをとても傷つけたのを後悔して今でも懺悔し続けてる」


「人間には危機回避能力があるからな。3回も同じようにショックを受ければ、怖くもなろう。懺悔って、15年くらい前の話じゃないか。相手の女性には『親が反対するから』って言ったのか?」

出典︰『妖怪絵巻』

「まさか。あえて自然消滅になるようにしたんだよ。辛かったよ。まだずっと後悔してる。誰が好き好んで独りでいるものか。妖怪の親が憎い!だから、抹殺すると宣言した!いますぐ、滅多刺しにしてやる!!」

出典︰『妖怪絵巻』

「まあまあ、落ち着けよ。三度目の正直ってあるくらいじゃないか。何度自死しようとしても、全部失敗してるんだ。最凶運だからこそじゃないのか?」

出典︰『百鬼夜行』

「最凶運なんかいらない。何度目の正直なんだか・・3つの願いが叶う術具があればなあ。妖怪の親なんかさっさと燃やして骨は粉々に叩きつぶして、新しい人生と新しい世界を手に入れて、人生をやり直したいと願うんだけどなあ」


「とことん運のないやつだな。君は。死神にも相手にされてない。笑うしかないな」

出典︰『妖怪絵巻』

「努力してもダメ。死神にも相手にされず、妖怪の親は死なない。これ以上どうしたらいいのか。……ここは地獄だ」