新型EAPS(イップス)装備機とノーマル機の違いT3から滑走路に進入するCH-47JA(JG-2973/52973号機)後部エンジン吸気口は、新型のエンジン吸気口防塵装置(EAPS=イップス)ではない。金属ネットフィルターで鳥やゴミの吸い込みを防止し、それ以下のゴミは遠心分離効果で燃焼段には入らない仕組みになっている。一方、新型EAPSはサイクロン掃除機の要領でさらに粉塵レベルの物質を気流と遠心分離で除去し、塵は筒面の無数の穴から排出される。新型EAPS装備機は火山が噴火した際も飛行できるが、ノーマル機は飛行不可能となっている。