12月10日(日)、小倉駐屯地創立67周年記念行事が一般開放としては4年ぶりに入場制限を撤廃して開催された。

《観閲行進》
観閲行進だけに登場した旧型の73式小型トラック。まだまだ現役だ。

ギリースーツを纏った隊員が操縦する偵察バイクも登場。

《訓練展示》
市街地という環境下で制約がありながらもUH-1J多用途ヘリは、リペリング降下や航空偵察を行った。


155mm榴弾砲FH-70が制圧射撃。最近は、普通科の支援射撃に加え、着上陸阻止、小型艦に対する対艦攻撃も行われる。


155mmの射撃で後退した敵部隊は建物内に立て籠り、建物を制圧するCQB戦闘へ発展。

負傷した隊員を後ろに乗せ、グリーンゾーンに後退する偵察バイク。救護車に対する二次被害を考えると、少人数の場合は、このような方法でグリーンゾーンに移動するのが最適だそう。

地上展示されたUH-1J多用途ヘリのIRジャマーは未装備。邪魔なのか、メンテナンスが大変なのか、部隊によっては装備しないまま飛行する場合が多いようだ。