10月29日(日)くまモンポート八代港の開港を記念して、第33回みなと八代フェスティバルが今年も開催された。

海上自衛隊護衛艦「のしろ」及び海上保安庁巡視船「あさなぎ」の一般公開が行われた。

また、陸上自衛隊の155mm榴弾砲FH70や航空自衛隊のペトリオットをはじめとした装備品も艦艇のそばで展示され、市内外から多くの人が見学に訪れるイベントとなっていた。


「のしろ」入り口に敷かれたウェルカムマットがお出迎え。

護衛艦初の特別住民票も公開された。

フライトデッキのベアトラップは従来型よりコンパクトな印象。従来型と異なり、挟み込むように機体を固定させる。



前甲板のVLSは未装備だった。

前甲板主砲周辺には、薬莢が当たった痕跡が垣間見えた。空薬莢は艦艇の塗装を剥がすほど衝撃があるため、対策を講じている。

艦艇ごとに対策は異なり、薬莢受けを設置する艦艇、マットを敷いて衝撃を緩和させる艦艇があり、各艦艇の知恵が試される。

「のしろ」の入港は初。陸上自衛隊の装備品も並んで展示された。


円柱状のNORA-50複合空中線(基部はOAX-3固定型センサー)、その下にはOPY-2多機能レーダー、OAX-3可動型センサーが見える。

「のしろ」は、月曜日に八代港を出港し、母港の佐世保に向かう予定だ。

後部格納庫上部にあるSeaRAM(シーラム)

後部フライトデッキは、SH-60Kの幅ギリギリの広さしかなく航空機が艦載されていた場合は、歩くスペースがほとんどないと思われる。