筆者は、プラモの塗料はタミヤ アクリルを使うようにしています。匂いが少なく、水で薄めることができて使いやすいためです。
一方で乾燥時間が長い、湿度が高いとくいつきが悪い、飛行機プラモに使うには、色の種類が少なく感じます。
さて、コトブキヤ 1/1000 ノーチラス号の製作を続けましょう。
アクリル塗料の上からエナメル塗料ダークブラウンを綿棒に含ませて、ポンポンと叩くように汚していきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231008/22/magic12kmj/52/28/j/o1080058315348397356.jpg?caw=800)
いくらスペースチタニウムで作られていても、潜水艦として行動すれば、塩害による錆やオイルの垂れがあることでしょう。
ちょっとためらう。
「・・宇宙船がオイル使うの?」
「とらえ方は自由だ・・・」
綿棒を持つ。再びためらう。
「過ちを気に病むことはない。
ただ認めて、次の糧にすればいい。
それが、大人の特権だ」
ついつい架空艦ということを忘れ、現用艦艇と同じようにしてしまい、エナメル溶剤で拭き取り、再び叩くように腕を動かします。
「また、やりすぎた。自分を見失うな」
納得いくまで、やり直し。
航空機が動き回る空母なら、オイルがつくのですが、潜水艦でこの汚しはやりすぎてます。
「こりゃ、始末書じゃすまんかな」
目立つ箇所を拭き取り、全体を薄くします。
自己満足でしかありませんが、、
「汚し塗装のこと、知らないんだな。汚し塗装はいつもリアルさを追求して始める。現用艦艇を参考にするから、架空艦でも汚しまくることしか考えてない」
薄くしたら、多少は見栄えよくなりました。
船体のスカイグレイは、汚し塗装する前は明るく感じて、イメージと違うかもと思いましたが、ちょうどいい感じになりました。
潜航バージョンのブルーの船体より、グレイの船体がしっくりくるのは、空中戦艦との戦闘シーンが印象に残っているからでしょうか。