お客様に最近よく言われるのが

『サワさんは私にないものを全部持ってる
』


た、確かに、結婚して子供もいて仕事も順調ときたらそう思いますよね









私は幼稚園の先生でしたがほとんどクビ同然でした







次のアパレルは店長までいきましたがケンカしてやめたし





そのあとはキャバクラを転々としましたがほとんどクビになりました

これは本当に人気がなかったのです










そのあたりは彼氏がどんどん登っていく時で
尽くせばいいのに負けず嫌いなので、なんで私は今こんなダメなんだ
と思うと、焦り、またケンカの日々になり、浮気を繰り返され捨てられました







その頃の友人はみんないなくなり
もうだめだ、本気で自分が変わらないと本当にダメなんだ
ダメな自分になっていくのは嫌だ

と頑張ることを決意。





大手エステに入るも、研修の時と全く違う店舗研修に、その店舗は全然ダメだと思う、と馬鹿正直にレポートを書くと、あなたはうちの会社にいりませんと言われました









初めて、正直にいったらだめなこともあるんだ、と学んだ瞬間でした

しかしもう崖っぷち24歳

どうしてもやめたくないです、頑張ります

を繰り返しなんとか置いてもらいました




しかし、要注意人物として、全国一位の店舗、全国一位の店長の元に置かれました

その時、初めて
『なんでああ書いたの?』
と言われ、正直に言いました。この人ならわかってくれるかな…と。
『そう、これからどうしたいの?』
店長になりたい、上に立ちたい、アパレルの時も店長になりましたが、人を育てられなかったからそれをできるようになりたい、と話すと、
『わかった。』
と、一言。
それからも店長はあまり私に何を言うでもなく、でもじっと見ているようなそんな感じでした。
こわー

しかし、全国一位の店舗に配属になったことは、私にとって、一位のなり方を肌で感じる素晴らしい経験となりました。
そして、店長は私には当たり前ですが何も言ってくれない人なので、店長が私に頼ってくれるような、大事なことを話してくれるような、同じ目線になりたい
という目標もできました


毎月毎月、あの頃は恐ろしいですが4000万程のノルマを必ず店舗みんなでこなしていました

自分も個人一位になると決め、しかし、思いやりがないので売り上げにならないのです。
信頼がないので、低い単価でしか契約できず、結局三ヶ月ごとの個人の締めの数字にギリギリであと少し足りず、昇格できなくて1人サウナで泣いていました。
そんな頑張りをみて、最後の最後、店長が足りない分の売り上げを貸して下さり、昇格




初めて達成感を味わいました

























調子にのり、まるで自分1人ががんばったからだと勘違いして偉そうになり、お客様も適当に扱っていたのだと思います

『明日から新宿に行って』
飛ばされました























その当時、下位の下位の店舗です。
嫌だ





と言いましたが、嫌だじゃないよ、行って、と言われました
















ここを出るには結果を出さねば絶対店長は戻してくれない…













店中、負け癖の空気プンプンでしたがとにかくやるしかない







と必死になりました


























つづく
