「ん、んんーっ!」
浄華は望が僅かに口を開いた隙に自分の舌を捩じ込み、望の口腔をわざと動き回る。
望は息が続かなかったらしく、キスから逃れようと浄華を必死で引き剥がそうとするが、体格差もあって、とても浄華に敵わなかった。
数十秒後、浄華が唇を離すと、望は身体に酸素を取り入れようと必死で呼吸を繰り返す。
「はあ・・・っ、何で・・・っ」
望は浄華を見つめた。息は荒く、目は浮かんだ涙で潤み、顔全体が赤く火照っている。
そんな状態で見つめられたら、なおさら歯止めが利かなくなることにも気づかずに。
「・・・望」
完全に煽られ、理性が切れた浄華は、望のシャツを引きちぎり、露になった肌を下から舐め上げた。
「やっ!あ・・・っ」
普通、親友同士ならば聞くことのないような嬌声が耳に入る。
(もっと聞きたい―――)
浄華は手で望の肌を探り、胸の尖りを捉え、そこを丸く撫でるように触る。
「おま・・・っ、どこ触って・・・ひっ!?あう・・・っ」
強く押すと、さっきよりも強い嬌声が聞こえた。
先がだんだん固くなってくると、浄華はそこに舌を這わせる。
「ひう・・・っ!ん・・・あぁ・・・っ」
望はその感覚から逃れようと、ベッドのシーツを強く握り締めていたが、浄華はしつこく繰り返しながら弄った。
「も・・・やめろ・・・よ・・・」
「ここがこんなになってるから?」
足の間をすうっと撫で上げると、望の顔が更に赤くなる。
「な、なんで・・・」
胸を弄られただけでこんなふうに反応するとは思ってもみなかったらしい。自分の身体が信じられないというような顔をしている。
「気持ちよく思わないとこんなふうにならないことくらい知ってるだろ?放課後教室でもこんなになってたんだよなぁ?」
「や・・・言わないで・・・っ」
恥ずかしそうに言う望を見て、クスリと笑う。もっと恥ずかしがった顔が見たい。もっと感じた顔が見たい。今まで見たことのない、望の顔が見たい───。
「っ、浄華・・・っ!?」
浄華は望のウエストを手慣れた手付きで緩め、下着の中にするりと手を入れる。
「ちょっ・・・!そんなとこ触んな・・・っ!」
(・・・少し硬くなってるくらいか)
まだそんなに反応していないのは少し残念だが、初めて触る望自身に、浄華は今までなかった感情がこみ上げるのを感じた。
「浄華・・・?・・・な・・・っ!?」
浄華は無言のまま、緩めた望のウエストに手を掛け、パンツを下着ごと下げる。下肢を覆うものを全て取り去ると、無理矢理足を開かせた。
「お前・・・本気か!?」
「・・・俺はいつだって本気だよ」
更に困惑する望をよそに、浄華は反応しかけたそれに舌を這わせる。そして反応を確認した後、ゆっくりと唇で包み込んだ。
「やっ・・・!そんなことすんな・・・あっ!」
望のそれは浄華の口の中で硬度を増し、すごい速さで脈打っている。先端を軽く吸い上げるとそこがじわりと潤うのが分かった。
(・・・本物なんだ・・・)
夢でも妄想でもない。口の中に入れたものも、この体温も、自分が組み敷いている身体も、全て本物。
目の前の望は涙を浮かべているのに、本物だと実感すると、嬉しいような、興奮するような、不思議な感情が湧き上がってくるのを感じた。
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