(2024年10月24日 最新更新)
* 記事の最後に商品リンクを貼ってあります!
今までPC用に使っていたモニターなのですが、約8年ほど使っていたのでかなり経年劣化していました。
23インチのIPS フルHDモニターなのですが、画面が黄色くなって発色も悪く我慢の限界という感じです...
これはそろそろ買い替えのタイミングだろう!という事で、どうせ買い替えるならと人生初の4Kモニターを購入したのでレビューします。
今回購入した4Kモニターは、LG製の27UP600-Wというamazon限定モデルの27インチの4Kモニターです。
通常価格は43,000円前後なのですが、今回はタイムセール価格だったので37,100円でした。
主なスペックは以下のとおりです↓
・ 27インチ 4K IPS液晶
・ 色域 DCI-P3 95% コントラスト比 1200:1 10bit 10.7億色表示
・ 輝度 400cd/㎡
・ 応答速度 5ms リフレッシュレート 60Hz
・ DisplayHDR400 対応
・ AMD FreeSync 対応
・ 3年間 無輝点保証
・ 出荷時にカラーキャリブレーション済み
こんな感じのスペックとなっています!
同価格帯の27インチ4KモニターにはHDR対応のモニターも多いのですが、その殆どがHDR10という規格のモニターです。
しかし今回購入したLGの4KモニターはDisplayHDR400という規格ですので、HDR10対応品よりもランクが上の規格になっています!
そして色域についてもsRGBではなくDCI-P3という、より精密な色域の規格に対応していますのでコスパが高い4Kモニターとなっていると思います。
輝度についても350cd/㎡が一般的な所が400cd/㎡と明るくなっています。
同価格帯のDELLの4Kモニター S2721QSと迷いましたが、画質スペックはこの27UP600ーWの方が圧倒的に上なので購入を決めました!
それでは本体を見ていきましょう!
27インチって大きいように感じますが、フレームレスデザインになっているのでそこまで大きくは感じません。
そして意外と軽いですね~。
付属品はHDMIケーブル・DPケーブルがそれぞれ1本ずつ入っています。
(どちらも長さは約1.5メートルでした)
HDMIケーブルだけじゃなくってDPケーブルも付属しているのは嬉しいところですね!
そして純正スタンドとACアダプターが付属されています。
電源内蔵型ではないのが少し残念なポイントかも知れませんね...
そしてモニターを組み立てるのですが、組み立てと言っても付属のスタンドをモニター本体に取り付けるだけの簡単な作業です。
組み上がったスタンドの取り付けには2本のネジ止めが必要なのは少し面倒ですね...
ワンタッチで取り付けられたら良かったのに。
ちなみに付属のスタンドを取り付けた場合のサイズ感はこんな感じになります。
机からモニターの一番下までの距離が約9.5cm
モニターの前面から一番後ろまでの距離が約14.0cmでした。
このスタンドには高さ調整の機能がありませんので、高さ調整をしたりモニターを回転させたりする場合にはモニターアームが必要ですね。
(私はモニターアームを取り付けて使用しています)
それでは早速PCとモニターをDPケーブルで繋いで(GTX1650経由)画質をチェックしてみましょう!
まずはドット抜けをチェックしてみましたが大丈夫でした。
新しいモニターの最大の心配事はドット抜けですもんね...
そして画面を見て一言!
メチャクチャ画面が綺麗だ~!!
実はリビングのテレビも4Kなので実際には4K初体験ではないのですが、その4Kテレビと比べても今回のLG 27UP600-Wの方が圧倒的に画面が綺麗です。
27インチというサイズ感も思ったよりも大きすぎることもなくて丁度いいサイズ感でした。
それでは今まで使っていた23インチのフルHDモニターとの画質の違いを比べてみましょう!
左側にフルHD、右側に4Kモニターで表示させたPCのデスクトップアイコンで比較してみました。
どうですか?4Kモニターの方が明らかに綺麗に表示されていますよね!
フルHDモニターだとアイコンの画質が荒くて汚いですが、4Kモニターだとクッキリ綺麗に表示されているのが分かるかと思います。
アイコン下の文字についてもギザギザ感が無くなり、非常に読みやすくなっているのが分かります。
この文字の綺麗さのお陰で、長時間モニターの画面を見ていても目が疲れにくくなりました!
ちなみに4Kモニターだと文字が小さくなってしまう!と言われていますが、100%表示だと確かに文字が小さすぎて読みづらくなります。
Windowsでは表示サイズを変えられるのですが、4Kモニター使用時の推奨値は150%となっています。
(少なくとも27インチモニターではそうなっています)
150%拡大表示なら問題なく文字が読めますので、私は150%表示で使っています。
今度は画像で比較してみましょうか?
私がスマホで撮影した写真を表示させてみました。
左側がフルHDモニターで右側が4Kモニターです!
少し分かりづらいかもしれませんが、やはり4Kモニターの方が細かな部分がしっかりと見えます。
色の表現力も豊かで綺麗に表示されていますね!
実際に肉眼で見るとハッキリと違いが分かりますので、やはり4Kモニターの画質の良さは別格だと感じることが出来ました。
そしてDisplayHDR400の効果を試すべく、YouTubeで4K HDRに対応したコンテンツを見てみました。
著作権の関係で画面を表示させる事が出来ませんので悪しからず...
という訳でここでも一言!
これはまじでヤバイです!!
試しにHDRをオンにした時とオフの時と比較しながら見てみましたが、HDRをオンにすると明るい部分と暗い部分の明暗差がハッキリとしています。
暗い背景のシーンでは明るい部分が浮かび上がるような感じがして、3Dではないのに立体感さえ感じてしまう様な気分にさせられます!
一方でHDRをオフにすると明暗差が少なくなり、全体的にボンヤリとした画質になりました。
見ていても画面への没入感が無くなってしまう...という感じですかね。
これだけでもDisplayHDR400の機能がしっかりと効いていることが実感できました。
ちなみにネット記事などでDisplayHDR400とHDR10にはあまり違いがないとか聞いたことがありますが、私には比較対象となるモニターが無いのでその辺りについては分かりません。
DisplayHDR600や1000じゃないと本当のDisplayHDRの画質ではないとも言われています。
しかしモニター価格についてDisplayHDR400に対応しているモデルの方がHDR10対応モデルよりも高いという事を考慮すると、自ずと結論は出るのではないでしょうか?
少なくともHDR10規格とDisplayHDR400規格の画質が同じとは言えないと思います。
という訳で今回は、LGの4Kモニター 27UP600-Wをレビューしてみました。
4Kモニターのレビューでは「一度4Kモニターも体験するとフルHDには戻れない」などとよく言われていますが、正にその通りだと思いました。
DELLなど他社の同価格帯4Kモニターの多くがHDR10にしか対応していない中、このLG 27UP600-Wは比較的安価なのにDisplayHDR400に対応している4Kモニターです。
付属のスタンドが高さ調整などに対応していないなど機能面で省かれている部分もありますが、パネル性能の高さを重視する場合には最適でオススメ出来る4Kモニターだと思います。
ちなみにamazon限定モデルではないLG 27UP650-Wという4Kモニターがあるのですが、そちらは付属のスタンドで高さ調整やモニターを回転させたりする事が出来ます。
その4Kモニターと今回紹介したモニターの違いはスタンドだけで、パネル性能やスペックは同じとなっています。
27UP650-Wはamazon以外の様々な通販サイトや店頭などで購入出来ますのでそちらもオススメですよ!
皆さんもPCモニターを買い替えるなら、この機会に思い切って4Kモニターを選んでみてはいかがでしょうか?
動画では更に詳しく紹介していますので、もし良ければそちらも参考にしてみて下さいね!
現在の価格や詳しいスペックはこちらでチェックしてみて下さい。
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