コンパニオンをしながら
寮の横にあった小僧寿しで
アルバイトもしてました。

友達もいなかったし
遊ぶとこも知らなかったから
暇だったんですよね(笑)

小僧寿しのバイト代は
一切手をつけずに
車の免許をとるお金と
車の頭金に貯めてました。


昔懐かしい、なめ猫ニコ


お金も無事貯まって
車の免許をとりに教習所へ٩(ˊᗜˋ*)و

学科も実技も1発合格で
すんなり免許取得できました。


免許発行の日、
ワクワクしながら順番待ちしていると
なんか別の部屋に呼ばれました。

あ、これはなんか嫌な予感滝汗
と思っていたら予感的中ハッ


家出して、どうやら捜索願いが
出ていたらしく
親が迎えに来るから
そこで待ってるようにと………


無事に免許証はもらったけど
心の中は真っ暗です。


母が迎えに来て
車に乗って家に帰ることに………


母も心配してたと思います。
帰りの車の中で
なんかいろいろ言ってました。


私もまだまだ若かったので
(当時、まだ19歳💦)
その時の母の気持ちはわからず
ただ、家に帰りたくない気持ちで
いっぱいでした。


帰り道、
どーやって逃げ出すかばかり
考えてました。

そして、
車が信号待ちで止まった瞬間
ドア開けてダッシュで走りました。


『お母さん、ごめんね
    でも、私もうあの家に戻りたくないの』

そんな気持ちで走り続けました。


駅を探して
私が住んでいる街まで帰りました。


私が住んでいる街に着いてからは
夕立ちが降り
びしょ濡れになったけど
それよりも、あの家に戻らずに
すんだ気持ちの方が大きくて
濡れたことはほとんど気になりませんでした。